世界のコンテナ取扱量上位港、昨年は概ね増加 今年1Qは新型コロナ影響し18港中13港がマイナス

XS-Alphaliner(仏)の調べによると、2019年の世界トップ30港のコンテナ取扱量は米中貿易摩擦などのマイナス材料はあったものの、概ねプラス成長し合計で4億2,400万TEUと前年比1.7%増加したが、今年に入り状況は一変し、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受け、第1四半期(1-3月)実績を発表している18港のうち13港がマイナスに転じた。
 2019年実績は上海港が前年比3.1%増の4,303万TEUで1位、シンガポール港が1.6%増の3,716万TEUで2位、寧波-舟山港が4.5%増の2,753万TEUで3位、深?港が0.1%増の2,577万TEUで4位、広州港が6%増の2,323万TEUで5位、釜山港が1.5%増の2,199万TEUで6位につけ、ここまでは前年と順位が変わらなかった。
 次いで青島港が8.8%増の2,101万TEUと前年の8位から7位に上げ、香港が6.6%減の1,830万TEUと7位から8位に後退、天津港が8.1%増の1,730万TEUで10位から9位に上げ、ロサンゼルス/ロングビーチ港が3.3%減の1,696万TEUで9位から10位に落ち、ロッテルダム港が2.1%増の1,481万TEUで12位から11位に上げ、ドバイ港が5.6%減の1,411万TEUで11位から12位に下げた。
 このほか、欧州勢ではハンブルク港が6.2%増の928万TEUと19位から17位に2ランク上げ、ピレウス港が15.1%増の565万TEUで31位から25位へ6ランクも急上昇、アルヘシラス港が7.3%増の511万TEUと35位から29位へ6ランク上げトップ30入りを果たした。
 今年第1Qは上海港が前年同期比10.3%減の933万TEU、深?港が11.9%減の534万TEU、広州港が10.3%減の474万TEU、LA/LB港が13.3%減の348万TEUと2ケタのマイナスとなった一方、シンガポール港が4.2%増の927万TEU、釜山港が2.6%増の548万TEU、青島港が2.2%増の504万TEU、アントワープ港が9.5%増の302万TEU、コロンボ港が0.7%増の180万TEUとプラス成長したのが目立った。