月別アーカイブ: 2021年5月

バンクーバー港で8-15日の沖待ち発生

Ocean Network Express(ONE)によると、カナダ西岸のバンクーバー港で混雑が発生、12日現在でコンテナ船の沖待ちが8~15日に及んでいる。
 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による影響で荷役作業員が不足し、荷役効率が低下、本船スケジュールにも遅れが生じていることや、カナダ中西部を襲った大寒波の影響を受け、内陸向け貨物が港に滞留していることも混雑の一因で、カナダの鉄道会社は冬季期間中に貨物の引き受けや貨車運行に制限を設けているが、荷量は増加傾向をみせているという。
 このためバンクーバー港では輸出貨物の搬入を制限、実入り、空コンテナ回送を含め船社ごとに本数制限を設けるなどの対策を打ち出している。

豪州メルボルン港のVICTでスト

豪州海運労組(MUA)はこのほど、ビクトリア州メルボルン港のWebb Dockを運営するVictoria International Container Terminal(VICT)を対象に、最大20%の賃上げ、3カ月ごとに1週間の休暇などを要求し、2月19日午後6時から12時間、21日には午前6時から36時間のストライキを宣言した。
 VICTはICTSI(比)の子会社が運営する豪州初の完全自動化ターミナルで2017年から稼働しており、今年は荷役作業員を25%増員しメルボルン港で処理されるコンテナの50%を扱う水準まで事業を拡張させる方針を打ち出している。

ミャンマーのトラック運転手が無期限運行停止 軍のクーデータに抗議し

ミャンマーコンテナトラック協会(MCTA)はこのほど、他の産業関連団体と同様に、軍部のクーデターに抗議、2,750人のトラック運転手が無期限の運行中断を宣言したと伝えられる。MCTAは、国民に不可欠な医薬品などの商品を除いた一般貨物輸送を全面中断するとしている。
 現地の物流企業はトラック運転手はもちろん、通関関連の従業員もデモに参加しており、一部の船社は、ミャンマーの港への到着が3日程度遅れているとしている。
 また、米国のミャンマー軍部に対する制裁措置で、軍が所有する港湾の閉鎖につながる可能性があり、海運市場も広範囲に影響を受けるものと予想されている。