1月の米国小売輸入コンテナ過去最高 上半期は小売り輸入2ケタ増で推移か

米国小売業協会(NRF)と調査会社のHacket Associatesが発表した毎月の米国小売業向けコンテナ荷動きをまとめて6カ月先まで予測するPort Trackerの最新レポートによれば2021年に入っても米国では感染拡大による巣ごもり需要で小売消費の需要が衰えず、上半期は記録的な伸びを予想し、それに対応して小売業者も在庫確保の動きを強化すると見ている。
 1月の小売輸入コンテナ実績は206万TEUと前年12月比で2.3%減少したものの、前年同月比では13%増加し1月の過去最高となった。
 6カ月予想では2~3月も前年を大きく上回ると見られ、2月は例年ならば中国の春節休暇で一時的に減少するが、今年は生産拠点の休業が限定的で輸入量の減少幅も小さくなり24.4%増の188万TEU、3月は44.1%増の198万TEUと予測した。
 4月が18.2%増の190TEU、5月は25.2%増の192万TEU、6月も19.6%増の192万TEUと一貫して2ケタプラスとなり、上半期は前年同期比23.3%増の1,170万TEUになるとみられる。2020年の輸入実績は前年比1.9%増の2,200TEUで、上半期だけですでに昨年の50%以上の輸入量を見込んでいる。また7月は202万TEUで前年同月比5.3%増加になると見ている。