フィリピンから日本へ商品を輸送する際、コストを抑えつつ納期を守るためのポイントを網羅した入門ガイドです。初心者にも分かりやすい言葉で、輸送モードの選び方、梱包の工夫、保険や税関費用の見直しなど、実務に直結するコツを詳しく解説します。配送ルートの最適化や見積もり比較のコツ、信頼できる代行業者の選び方、さらには輸入代行や買付代行を含む幅広いサービスの活用方法を紹介。フィリピン製品を日本市場へ安く、確実に届けたい事業者や越境EC事業者にとって、具体的な手順と注意点が一目で分かる内容です。最後には、トラブルを未然に防ぐ実務フローと、信頼性の高いパートナー選びの指針を提示します。

フィリピンから日本への輸送を安く早くする基本

フィリピンから日本へ荷物を送る際、コストを抑えつつ配送を迅速化するには「適切なルート選択」「梱包と重量の最適化」「通関の仕組みを理解すること」が鍵です。ここでは、安さとスピードの両立を実現する基本原則を分かりやすく解説します。まず押さえるべきポイントは、荷物の性質(小口・大量・危険物など)、納期の希望、予算の上限、通関の要件です。これらを前提に、最適な輸送モードを組み合わせ、リスクを抑えた計画を作る手順を紹介します。安価で早い出口を探るには、単純な最安値追求だけでなく、「全体の運用効率」を設計する視点が不可欠です。

輸送コスト削減の基本原則

まずは「何を削るか」を明確にします。コスト削減の基本は、輸送モードの適正化と荷扱いの工夫、そして通関・保険・関税費用の見直しです。具体的には以下の原則を押さえましょう。


1) 運賃の変動に敏感になる: 航空便は早い反面割高、船便は時間がかかるが安価です。荷物の性質と納期に合わせ、混載便の活用や港間の中継を検討します。特に小口荷物では航空便と混載船の比較が有効です。


2) 重量・体積の最適化: 体積重量の計算を正確に行い、無駄なスペースを減らします。梱包を工夫して体積を抑え、同じ重量でも体積を小さくするだけで料金が大きく変わります。


3) 梱包コストと荷扱い: 頑丈すぎる梱包はコスト増につながります。過剰な梱包を避け、荷崩れを防ぐ適切な梱包方法を採用します。軽量化と耐久性のバランスが大切です。


4) 通関費用の見直し: 書類の不備や申請の二重対応は追加費用と遅延の原因になります。必要書類を事前準備し、税関手続きの流れを把握しておくと余計な費用を抑えられます。


5) 保険の適正化: 高価品や貴重品は保険をかけるべきですが、そうでない荷物は保険料を抑える選択も検討します。保険範囲と自己負担を事前に比較することが重要です。


6) 輸出入代行の活用: 輸出入代行を活用すると、書類作成や通関手続きのミスを減らし、遅延を抑える効果があります。特に初動の不安がある場合には大きなコスト削減につながります。

迅速化のための計画と準備

迅速化を実現するには、計画段階での準備とリアルタイムの運用管理が重要です。以下の手順で、納期を守りつつコストを最適化します。


1) 事前の納期設定と緊急対応の想定: 出荷日、集荷窓口、港・空港のピークを把握します。納期に余裕がある場合はコスト重視のルートを選択、納期が厳しい場合は最短ルートを確保します。


2) ルートとモードの事前検証: 航空便と船便の両方で、目的地の到着日と信頼性を比較します。混載便や直送オプションを事前に検討し、実績データを基に最適な組み合わせを決定します。


3) 書類と連携の徹底: 通関に必要なインボイス、パッキングリスト、原産地証明などを正確に準備します。電子データの活用と、輸出入代行のサポートを活用すれば処理速度が上がります。


4) 梱包の準備とタイミング管理: 出荷日の前に梱包を完了させ、バーコードや追跡番号を整えます。荷物の扱い中の遅延を最小化するため、荷役作業のスケジュールを明確化します。


5) トラッキングと予防保守: 出荷後も追跡情報を逐次確認し、遅延が発生した場合は即時対応できる体制を整えます。重要荷物には追加の監視を設定します。


6) リスク分散の考え方: 重要品や高額品は複数のルートを用意するなど、リスクを分散します。タイムゾーンの違いを踏まえた連絡体制も整えておくと、問題発生時の対応がスムーズです。


7) コミュニケーションの強化: 出荷元・輸送業者・通関業者との定期的な情報共有を習慣化します。変更があれば直ちに共有することで、納期遅延を防げます。


以上の基本原則と迅速化の準備を組み合わせることで、フィリピンから日本への輸送を安く、しかも早く進める土台が整います。次章では、さらに具体的なコスト削減策と実践的な手法をご紹介します。

中国物流エクスプレスでは、フィリピンから日本への国際輸送を、航空便・船便の両方で低コストにてご案内しております。輸入・輸出どちらにも対応しておりますので、国際配送をご検討中の方はぜひお気軽にご相談・お問い合わせください

フィリピンから日本への輸送料金について

フィリピン → 日本

◇ 輸送料金のレート表(kg単価表記)

《フィリピン輸入・優遇レート》

  • 4〜10kg:1,450円 / 1kgごと
  • 10〜19kg:985円 / 1kgごと
  • 20〜49kg:590円 / 1kgごと
  • 50〜99kg:440円 / 1kgごと
  • 100〜299kg:340円 / 1kgごと
  • 300〜499kg:330円 / 1kgごと
  • 500〜999kg:329円 / 1kgごと
  • 1000〜2000kg:315円 / 1kgごと

上記料金は、各重量帯における1kg単価です。実際の輸送料金総額は、貨物重量・容積・配送条件などによって決定されますので、詳細は個別見積もりにてご確認ください。

なお、上記運賃とは別に燃油サーチャージが発生します。燃油費は月別または週別で見直される場合があり、ご利用になる配送会社ごとに適用条件が異なります。

また、日本通関時に発生する関税、輸入消費税、通関関連費用などについては、配送会社からお客様へ直接請求される形となります。

ご利用の流れ

中国物流エクスプレスは、貿易事業者様・輸入事業者様向けに、海外から日本へ向けた国際貨物の輸送代行サービスを提供しています。

フィリピンをはじめ、中国・香港・韓国・欧米・欧州・東南アジア・インド・アフリカなど、幅広い国や地域からの輸出入に対応しており、継続案件からスポット案件までご相談いただけます。

FedEx・UPS・DHLなどの大手クーリエを活用することで、安定性とスピードを両立した国際配送を実現しています。さらに、中国物流エクスプレス独自の低コストな輸送料金により、既存の配送コスト削減や調達コストの見直しにもお役立ていただけます。

Step1:出荷貨物準備

まず、ご依頼貨物を出荷元(シッパー)となる現地で梱包し、出荷に必要な書類をご準備いただきます。この段階での情報整理と梱包内容が、その後の通関や配送のスムーズさにつながります。

Step2:シッパー側でご用意した出荷書類(インボイスとパッキングリスト)を当社へメール送付

お客様ごとに適用される特別配送レートを反映した出荷用書類を作成するため、以下の2点を当社事務局までメール添付にてお送りください。

  • インボイス
  • パッキングリスト

送付先:info@china-logistics-express.com

< インボイス上で不足しやすい情報について >

  • 郵便番号(出荷元シッパー側)
  • ご担当者名(出荷元シッパー側)
  • 集荷先の電話番号(出荷元シッパー側)

上記3点は書類作成時の必須情報です。情報が不足していると出荷書類を作成できない場合がありますので、事前にご確認をお願いいたします。

< パッキングリストの必須情報について >

  • 出荷貨物の総段ボール数
  • 各段ボールの3辺サイズ(縦cm・横cm・高さcm)
  • 総重量(N.W / 梱包後の総重量)

パッキングリスト上に上記情報が不足しているケースも少なくありません。書類作成に必要となるため、必ず事前にご確認ください。パッキングリストが未作成の場合は、出荷元(シッパー)に確認のうえ、必要情報をご共有ください。

< 輸送料金を決定する「適用重量」について >

IATA(国際航空運送協会)基準に基づき、「梱包後の実重量」と「梱包後の容積(体積)重量」を比較し、大きい方が適用重量として採用されます。

Step3:当社より、出荷に必要な書類2点(送り状とインボイス)を御社にご案内

当社より、出荷に必要な書類2点(送り状とインボイス)を御社ご担当者様、またはシッパー様へメール送付いたします。まず、ご提出いただいたインボイスとパッキングリストの不足情報を確認し、その内容をもとに、送り状とインボイス(所定フォーム)を当社側で作成いたします。

当社側が作成した送り状とインボイスを使って出荷することで、配送料金は当社側に請求される仕組みになります。そのため、お客様ごとに適用される優遇レートでの出荷が可能となりやすくなります。運賃については、お客様との取引条件に基づき、当社から別途ご請求いたします。

Step3(補足):中国案件では中国税関での輸出通関手続きにも対応可能

Step4:出荷元・現地より貨物出荷

出荷元・現地側では、以下の流れで出荷を進めていただきます。

  • 書類を印刷する
  • 現地の配送会社へ集荷依頼の電話を入れる
  • 集荷担当者へ「貨物」と「印刷した書類2点」を渡して出荷完了

Step5:貨物の納品・受取

出荷完了後、トラッキングナンバー(追跡番号)をご案内いたします。その後、日本国内のご指定先へ商品が納品されます。

中国物流エクスプレスでは、フィリピンから日本へ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入どちらにも対応しておりますので、ぜひご相談ください。

ご依頼の際は、以下の情報をお送りいただけましたら、現地伝票の作成が可能となります。

ご入力フォーマット

◇ 集荷先情報(From情報)

  • 会社名(または氏名)
  • 担当者名
  • 郵便番号
  • 住所
  • 電話番号

※実際に集荷に伺う場所の情報です。

◇ 納品先住所(To情報)

  • 会社名(または氏名)※必ず英語表記
  • 担当者名 ※必ず英語表記
  • 郵便番号
  • 住所 ※必ず英語表記
  • 電話番号

◇ 梱包情報

  • 段ボール数
  • 総重量
  • 各段ボールの3辺サイズ(縦、横、高さcm)

◇ インボイス情報

  • 商品名(必ず英語表記でお願いします。)
  • 単価(単位はどちらでも構いません)
  • 数量

< ご展開依頼事項 >

関税のお支払い請求書の設定登録が必要となるため、以下の情報もご共有ください。なお、事務処理上2〜3営業日程度かかる場合があります。

  • 請求書発行先のご住所(郵便番号含む)
  • 会社名(正式名称と英語表記の両方)
  • 電話番号(携帯番号以外の固定回線)
  • 担当者名

上記情報をご共有いただけましたら、出荷手配が可能です。中国物流エクスプレスでは、フィリピンから日本への航空便・船便による国際配送を、コストと納期のバランスを見ながらご提案しております。輸出入どちらにも対応しておりますので、継続輸送・スポット案件を問わずご相談ください。

ご依頼をお待ちしております。現在の出荷頻度や出荷コストなどがございましたら、あわせてお知らせいただけると、より具体的なご提案が可能です。

また、ご出荷予定日についても事前に共有いただけますと、手配がよりスムーズになります。

以下の条件にて、ご出荷対応が可能です。

  • 運賃 + 燃油30〜40%前後(2024年時点の目安)
  • 運賃は重量に応じて発生

※事前に集荷先の現地郵便番号をご共有ください。集荷地域外の場合、別途1kgあたり50円のピックアップチャージがかかる場合があります。

※ご出荷前には段ボールのサイズもご共有ください。容積重量計算と実重量計算のうち、大きい方が適用されます。

関税などの諸税については、納品後に配送会社より御社へ請求書が発行されますので、御社側にてお支払いをお願いいたします。

なお、運賃は当社側へ請求が来る仕組みのため、運賃部分については当社と御社との間でのお取引となります。

※関税支払い用設定には2〜3営業日程度かかる場合があり、設定完了後の出荷手配となることがあります。あらかじめご了承ください。

通常、その他の追加費用は発生しませんが、集荷地域外のピックアップチャージ、大型サイズ貨物、配送会社規定による追加費用、木材梱包などがある場合には、実費請求となることがあります。

お取引の流れについてもご案内可能です。コスト条件に問題がなければ、より詳しい流れもご説明いたします。

お取引の流れにつきまして(詳細版)

  1. 現地工場にてインボイスとパッキングリストをご用意ください。
  2. 御社より当社へ、上記1のファイルをメール添付でお送りください。
  3. 当社より、出荷書類を現地工場または御社へメール送付します。
  4. 現地工場にて配送会社へ集荷依頼を行い、印刷した出荷書類と貨物を引き渡してください。
  5. 出荷完了後、御社ご指定の納品先へ配送となります。

以上が1〜5の基本的な流れです。

※原則としてご案内済みのレートで対応いたしますが、「集荷地域外」または「遠隔地配達地域」に該当する場合は、最低2,600円または50円/kgの追加料金が発生する場合があります。また、大手クーリエから特別チャージが請求された場合は、実費請求となります。

※重量または容積重量が32kg以上の段ボールについては、1箱あたり600円の追加チャージが発生します。

< 流れ・詳細 >

  1. 御社側でインボイスとパッキングリストを当社までファイル添付してください。 ※インボイスは当社作成の書式もご利用可能です。 ※以下の情報を網羅してください。 ・重量 ・容積重量 ・商品名(英語表記で、商品内容が分かるように記載) ・シッパー情報(会社名、郵便番号、住所、担当者名、電話番号、emailアドレス) ・単価(インボイス記載の単価)
  2. 当社にて出荷書類となる「送り状」と「インボイス」のファイルを、シッパーまたは御社へ送ります。
  3. 当社より以下の案内をメールでお送りします。 ・送り状とインボイスデータを印刷し、貨物の上に置いておくこと ・当日中(集荷時間帯が遅い場合は翌日)に配送会社担当者が現地集荷に来られるよう、電話依頼をしていただくこと
  4. 配送会社が現地へ集荷に伺い、集荷完了となります。
  5. 当社にて追跡番号が反映され次第、出荷書類とあわせてご連絡します。
  6. 御社に納品となります。

輸送期間について

配達日数(フィリピン → 日本)

配達日数の目安は、現地出荷日から約3〜4日程度です。通関事情、天候、その他諸事情などにより、配達が前後する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

中国物流エクスプレスでは、フィリピンから日本への航空便・船便による格安配送をご案内しております。輸出入どちらにも対応しておりますので、まずは条件整理の段階からでもご相談いただけます。

発生する費用項目について

  • 輸送料金 + 燃油サーチャージ(当社 → 御社に請求)
  • 日本通関時に発生する関税、輸入消費税、通関費用など(配送会社 → 御社に請求)

輸送料金を決定する「適用重量」については、IATA(国際航空運送協会)基準に基づき、「梱包後の実重量」と「梱包後の容積(体積)重量」の大きい方が採用されます。

ワシントン条約の危険品についての知識

代表的な輸送不可・制限対象品目は以下の通りです。

  • あ行:圧縮ガス・アルコール類・引火性液体・医薬品・医療器具・液体
  • か行:火器・弾薬・株券・貴金属・果物・ゴザ・気化性物品・切手・氷
  • さ行:証券類・債権・酸化物・スプレー類・植物・鉄砲類・生鮮類・信書・磁石
  • た行:刀剣類・種子・タバコ類・動物・毒物・通貨・賭博用品
  • な行:ナマモノ・肉類
  • は行:宝石類・爆発物・変腐敗物・美術品・ポルノ・粉末類
  • ま行:麻薬
  • や行:薬品類・有価証券
  • ら行:酪農品・ライター
  • わ行:藁・ワシントン条約品目

上記記載以外にも出荷できない品目が存在する場合があります。詳細は個別確認が必要です。また、取扱品目の制限や申告価格による制限が発生する場合もあるため、事前にお問い合わせください。

以上が、フィリピンから日本へ格安配送するための基本的な流れです。フィリピン発日本向けの輸送で、コスト削減・納期安定・通関サポートを重視したい場合は、ぜひ中国物流エクスプレスまでご相談ください。

コストを抑える具体的な方法

フィリピンから日本への輸送は、適切なルート選択と梱包工夫、保険・税関費用の見直しで大きくコストダウンが可能です。まずは全体像をつかみ、次に実務で活かせる具体的な手順を解説します。本テーマでは、航空便と船便の特徴を踏まえつつ、代行サービスの活用も視野に入れた現実的な戦略を紹介します。

最適な配送ルートと輸送モードの選択

配送ルートを選ぶ際は、距離だけでなく混雑時期、港・空港の処理能力、通関のスピード、荷物の性質を総合的に考慮します。一般的に、急ぎの小口荷物には航空便が適し、コスト重視の大口荷物には船便が有利です。ただし、船便でもハブ港のルーティング次第で所要日数が大幅に変わるため、実際の出荷日と到着日を逆算して最適化します。
具体的には以下のポイントを押さえましょう。
- 航空便は日数が短い分、費用が高くなりやすい。急ぎの受発注に合わせて選択。
- 容量と重量のバランスを見て、軽量長尺物は航空、重量が重い物は船便を組み合わせるミックス輸送を検討。
- 直送と集荷・集約の違いを理解。直送はスピード重視、集約はコスト削減が狙えるが取り扱い計画が重要。
- 税関の混雑時期を避けるために、出荷日を戦略的に設定する。
- 代行業者経由でのルート選択は、路線の最新動向と費用の透明性を確保するうえで有効。

重量・体積の最適化と梱包の工夫

重量と体積の最適化は、運賃と保険料に直結します。荷物をできるだけ「体積あたりの重量」を下げる工夫がコスト削減につながります。実務的なポイントは以下のとおりです。
- 商品の反復利用を前提に、標準サイズの梱包材を選ぶ。特殊サイズは追加費用の原因になるため、標準サイズの範囲で最適化。
- 梱包材の素材選択と緩衝材の工夫で「衝撃保護」と「体積の抑制」を両立。過剰な梱包は重量を増やすだけなので、必要最低限に。
- パレット化を検討。パレットのサイズ・重量バランスを最適化することで、トラック・船・機内での積載効率が上がり、単価の低減につながる。
- 梱包の規格化とラベリングを徹底。仕入れ元と出荷先の情報が正確だと、再梱包や取り違えのリスクを減らし、追加費用を抑制。
- 鋼材・機械部材など重い荷物は、可能なら現地のサプライヤーに軽量化オプションを相談して実施する。軽量化は直接的な運賃削減につながる。

保険と税関費用の見直し

保険と税関費用の設計を見直すことも、総コストの大幅削減につながります。適切な補償範囲と税関費用の理解が不可欠です。具体的には次のポイントを押さえましょう。
- 保険は「全損・部分損・破損・遅延」に対するリスクをカバーする範囲を確認。高額品や壊れやすい品は補償を厚く、低額品はコストを抑える。保険料は貨物価の一定割合だが、荷物の性質によって適用外項目がある場合がある。
- 輸送モードごとの税関費用の差を把握。航空便は手数料が高い場合が多い一方、船便は港での取り扱い費用が積み増しになるケースもある。複数の輸送経路を比較して、税関実費の見積もりを出す。
- 輸入通関で発生する関税・消費税の評価基準を事前に理解。原価・輸入価格・保険料・運賃の合計をもとに課税標準が決まるため、インコタームズ(貿易条件)を正しく選択し、課税標準の組み方を最適化。
- 税関費用の見直しには通関代行の活用が有効。専門家のチェックにより過剰請求を抑え、適正な分類・評価を実現する。

フィリピンから日本向けに安く送れる会社を紹介

フィリピンから日本への輸送コストを抑えつつ、安定した配送品質を求める企業にとって信頼できるパートナー選びは重要です。ここでは、航空便と船便の両方を取り扱い、通関サポートや輸入代行、フィリピン商品の代理購入といったニーズにも応える総合力を持つ企業の特徴と選び方を解説します。コスト削減のポイントは、最適なルート選択、適切な輸送モードの組み合わせ、梱包最適化、そして通関・税務の最適化です。実務では、荷姿・重量・発着港の条件に応じて最もコストパフォーマンスの高いプランを組み立てることが重要です。

フィリピン製品の買付代行も対応している会社とは

安く送るだけでなく、現地での買付代行を併せて提供する会社は、輸出者と輸入者の橋渡しをスムーズにします。ポイントは次の通りです。まず、買付代行の実績と透明性。現地の仕入れ先リスト、価格交渉の実績、サンプル取得のスピードなどを公開しているかを確認します。次に、品質管理体制です。製品サンプルの検品手順や品質クレーム時の対応フローが明確であることが重要です。さらに、輸送と通関の一体対応力。現地での検品・梱包・出荷手配から、日本の通関サポートまで一括して任せられると、コストと時間の両方を抑えやすくなります。最後に、費用感。買付代行手数料だけでなく、出荷時の梱包材費・検品費・通関関連費用が総額でどう変動するか、見積もりの内訳を分かりやすく提示してくれるかが重要です。

フィリピンから日本への輸入だけでなく、日本からフィリピン輸出も対応したおすすめ輸送会社を紹介

海外展開を視野に入れる企業には、双方向のやり取りが可能なパートナーが望ましいです。日本からフィリピンへ輸出する際には、港湾・空港における現地法人のサポート体制と、税関・検査手続の実務知識が欠かせません。おすすめの視点は以下のとおりです。1) 日本発・フィリピン着を前提としたルート網の充実度。2) 航空便・船便の両方を確保しており、出荷量や納期に応じて最適なモードを提案できるか。3) 通関サポートの実績と現地代理人の対応力。4) 輸出入双方の顧客対応実績、特に越境EC向けの物流設計やFBA納品対応の実績。これらを満たす企業であれば、日本企業の輸出とフィリピン側の輸入をスムーズにつなぐことが可能です。

安くて信頼できる海外輸送代行会社の選び方

海外輸送代行を選ぶときは、価格だけでなく信頼性と実績を総合的に判断することが大切です。特にフィリピンから日本へ輸送する際は、航空便・船便・通関サポートなどの要素が複数絡むため、コストとリスクのバランスを見極めることが成功の鍵になります。本セクションでは、コストを抑えつつ安定した配送を実現するための判断ポイントを、実務で役立つ観点に絞って解説します。

代行会社の信頼性チェックポイント

まず押さえるべきは「信頼性」。長期の取引でも安定した品質を維持できるかを見極めるポイントは以下のとおりです。


1) 運送網の網羅性と選択肢の幅
航空便・船便・国際エクスプレスなど、複数の輸送モードを組み合わせて最適化できるかを確認します。荷姿や重量、納期に応じて柔軟にルートを提案してくれる企業は信頼度が高いです。


2) 通関サポートの実績
税関申告の経験が豊富で、関税・AMP(適正価格表示)などの適用に強いかをチェック。特に食料品や化学品、サンプル品など規制が多い品目は通関の安定性が重要です。


3) 保険対応とリスク管理体制
輸送中の破損・紛失に対する保険オプションと、問題発生時の対応フローが明確かを確認します。保険範囲、請求手続きのスムーズさは実際の損失回復に直結します。


4) 顧客サポートの質と対応スピード
現地拠点の窓口体制、問い合わせから実務までの対応時間、連絡手段(メール・電話・チャット)の充実度を確認。緊急時の連絡体制が整っていることが重要です。


5) 安全性とコンプライアンスの実行力
取扱品の規制遵守、データ保護、輸出入の書類管理体制が整っているかを確認します。第三者機関の認証取得状況も一つの目安になります。

見積もり比較のコツ

同じ条件で複数社の見積もりを取り、比較する際のポイントをまとめました。安いだけでなく、総合的なコストとサービス内容を評価しましょう。


1) 見積もりは同一条件で依頼する
貨物の重量、体積、荷物の性質、出発地・目的地、希望配送日、保険の有無など、条件を揃えて取り寄せます。異なる条件で比較すると正確な差は見えません。


2) コスト内訳を詳しく確認
輸送費、燃料サーチャージ、通関費用、税金、保険料、荷役料、倉庫保管料、関税・VATの前払い/後払いなど、項目ごとに分解して総額を算出します。隠れ費用がないかをチェック。


3) 配送日数と信頼性のトレードオフを評価
安いルートが必ずしも迅速とは限りません。納期厳守が重要な商材は、遅延リスクとコストのバランスを考慮します。


4) サービスレベルの比較
税関サポートの対応範囲、追跡情報の提供頻度、荷扱いの丁寧さ、遅延時の代替案・費用の有無など、見積もりに含まれるサービス内容を比較します。


5) 条件を変えた場合の再見積もりを依頼
輸送モードの変更や保険の有無を仮置きして再計算してもらい、コスト感を掴みやすくします。

実績と顧客評価の読み取り方

実績と評価は「数値」と「体験談」で判断します。信頼性を見極めるためのポイントを紹介します。


1) 実績データの信頼性
取扱品目別の実績、年間取扱数量、配送先の地域分布、納期達成率などの定量データを公開しているかを確認します。長期の安定運用を示す実績がある企業は安心感が高いです。


2) 顧客の声の質と多様性
問合せ対応の反応の早さ、問題発生時の対応、クレームからの改善事例など、実際の顧客体験を示すレビューを読みます。返信の丁寧さと透明性も重要な指標です。


3) 公的機関・業界団体の認証・受賞歴
ISO認証、業界団体の推奨、物流品質賞などを取得している場合、品質管理の水準が高いと判断できます。


4) ケーススタディの有無
小口配送から大口ビジネスまで、具体的な成功事例が提示されていると判断材料になります。数字とストーリーの両方で評価しましょう。


5) 透明なトラブル対応の履歴
遅延・紛失・破損などのトラブル時、問い合わせから解決までの期間と対応内容が公開されているか。隠さず開示している企業は信頼性が高いです。

総括として、代行会社の信頼性は「複数の要素の総合評価」で判断します。費用対効果だけでなく、通関サポートの質、荷物の安全性、そして急な変更にも柔軟に対応できる体制を持つ企業を優先しましょう。

中国物流エクスプレスでは、フィリピンから日本への国際輸送を、航空便・船便の両方で低コストにてご案内しております。輸入・輸出どちらにも対応しておりますので、国際配送をご検討中の方はぜひお気軽にご相談・お問い合わせください

フィリピンから日本への輸送料金について

フィリピン → 日本

◇ 輸送料金のレート表(kg単価表記)

《フィリピン輸入・優遇レート》

  • 4〜10kg:1,450円 / 1kgごと
  • 10〜19kg:985円 / 1kgごと
  • 20〜49kg:590円 / 1kgごと
  • 50〜99kg:440円 / 1kgごと
  • 100〜299kg:340円 / 1kgごと
  • 300〜499kg:330円 / 1kgごと
  • 500〜999kg:329円 / 1kgごと
  • 1000〜2000kg:315円 / 1kgごと

上記料金は、各重量帯における1kg単価です。実際の輸送料金総額は、貨物重量・容積・配送条件などによって決定されますので、詳細は個別見積もりにてご確認ください。

なお、上記運賃とは別に燃油サーチャージが発生します。燃油費は月別または週別で見直される場合があり、ご利用になる配送会社ごとに適用条件が異なります。

また、日本通関時に発生する関税、輸入消費税、通関関連費用などについては、配送会社からお客様へ直接請求される形となります。

ご利用の流れ

中国物流エクスプレスは、貿易事業者様・輸入事業者様向けに、海外から日本へ向けた国際貨物の輸送代行サービスを提供しています。

フィリピンをはじめ、中国・香港・韓国・欧米・欧州・東南アジア・インド・アフリカなど、幅広い国や地域からの輸出入に対応しており、継続案件からスポット案件までご相談いただけます。

FedEx・UPS・DHLなどの大手クーリエを活用することで、安定性とスピードを両立した国際配送を実現しています。さらに、中国物流エクスプレス独自の低コストな輸送料金により、既存の配送コスト削減や調達コストの見直しにもお役立ていただけます。

Step1:出荷貨物準備

まず、ご依頼貨物を出荷元(シッパー)となる現地で梱包し、出荷に必要な書類をご準備いただきます。この段階での情報整理と梱包内容が、その後の通関や配送のスムーズさにつながります。

Step2:シッパー側でご用意した出荷書類(インボイスとパッキングリスト)を当社へメール送付

お客様ごとに適用される特別配送レートを反映した出荷用書類を作成するため、以下の2点を当社事務局までメール添付にてお送りください。

  • インボイス
  • パッキングリスト

送付先:info@china-logistics-express.com

< インボイス上で不足しやすい情報について >

  • 郵便番号(出荷元シッパー側)
  • ご担当者名(出荷元シッパー側)
  • 集荷先の電話番号(出荷元シッパー側)

上記3点は書類作成時の必須情報です。情報が不足していると出荷書類を作成できない場合がありますので、事前にご確認をお願いいたします。

< パッキングリストの必須情報について >

  • 出荷貨物の総段ボール数
  • 各段ボールの3辺サイズ(縦cm・横cm・高さcm)
  • 総重量(N.W / 梱包後の総重量)

パッキングリスト上に上記情報が不足しているケースも少なくありません。書類作成に必要となるため、必ず事前にご確認ください。パッキングリストが未作成の場合は、出荷元(シッパー)に確認のうえ、必要情報をご共有ください。

< 輸送料金を決定する「適用重量」について >

IATA(国際航空運送協会)基準に基づき、「梱包後の実重量」と「梱包後の容積(体積)重量」を比較し、大きい方が適用重量として採用されます。

Step3:当社より、出荷に必要な書類2点(送り状とインボイス)を御社にご案内

当社より、出荷に必要な書類2点(送り状とインボイス)を御社ご担当者様、またはシッパー様へメール送付いたします。まず、ご提出いただいたインボイスとパッキングリストの不足情報を確認し、その内容をもとに、送り状とインボイス(所定フォーム)を当社側で作成いたします。

当社側が作成した送り状とインボイスを使って出荷することで、配送料金は当社側に請求される仕組みになります。そのため、お客様ごとに適用される優遇レートでの出荷が可能となりやすくなります。運賃については、お客様との取引条件に基づき、当社から別途ご請求いたします。

Step3(補足):中国案件では中国税関での輸出通関手続きにも対応可能

Step4:出荷元・現地より貨物出荷

出荷元・現地側では、以下の流れで出荷を進めていただきます。

  • 書類を印刷する
  • 現地の配送会社へ集荷依頼の電話を入れる
  • 集荷担当者へ「貨物」と「印刷した書類2点」を渡して出荷完了

Step5:貨物の納品・受取

出荷完了後、トラッキングナンバー(追跡番号)をご案内いたします。その後、日本国内のご指定先へ商品が納品されます。

中国物流エクスプレスでは、フィリピンから日本へ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入どちらにも対応しておりますので、ぜひご相談ください。

ご依頼の際は、以下の情報をお送りいただけましたら、現地伝票の作成が可能となります。

ご入力フォーマット

◇ 集荷先情報(From情報)

  • 会社名(または氏名)
  • 担当者名
  • 郵便番号
  • 住所
  • 電話番号

※実際に集荷に伺う場所の情報です。

◇ 納品先住所(To情報)

  • 会社名(または氏名)※必ず英語表記
  • 担当者名 ※必ず英語表記
  • 郵便番号
  • 住所 ※必ず英語表記
  • 電話番号

◇ 梱包情報

  • 段ボール数
  • 総重量
  • 各段ボールの3辺サイズ(縦、横、高さcm)

◇ インボイス情報

  • 商品名(必ず英語表記でお願いします。)
  • 単価(単位はどちらでも構いません)
  • 数量

< ご展開依頼事項 >

関税のお支払い請求書の設定登録が必要となるため、以下の情報もご共有ください。なお、事務処理上2〜3営業日程度かかる場合があります。

  • 請求書発行先のご住所(郵便番号含む)
  • 会社名(正式名称と英語表記の両方)
  • 電話番号(携帯番号以外の固定回線)
  • 担当者名

上記情報をご共有いただけましたら、出荷手配が可能です。中国物流エクスプレスでは、フィリピンから日本への航空便・船便による国際配送を、コストと納期のバランスを見ながらご提案しております。輸出入どちらにも対応しておりますので、継続輸送・スポット案件を問わずご相談ください。

ご依頼をお待ちしております。現在の出荷頻度や出荷コストなどがございましたら、あわせてお知らせいただけると、より具体的なご提案が可能です。

また、ご出荷予定日についても事前に共有いただけますと、手配がよりスムーズになります。

以下の条件にて、ご出荷対応が可能です。

  • 運賃 + 燃油30〜40%前後(2024年時点の目安)
  • 運賃は重量に応じて発生

※事前に集荷先の現地郵便番号をご共有ください。集荷地域外の場合、別途1kgあたり50円のピックアップチャージがかかる場合があります。

※ご出荷前には段ボールのサイズもご共有ください。容積重量計算と実重量計算のうち、大きい方が適用されます。

関税などの諸税については、納品後に配送会社より御社へ請求書が発行されますので、御社側にてお支払いをお願いいたします。

なお、運賃は当社側へ請求が来る仕組みのため、運賃部分については当社と御社との間でのお取引となります。

※関税支払い用設定には2〜3営業日程度かかる場合があり、設定完了後の出荷手配となることがあります。あらかじめご了承ください。

通常、その他の追加費用は発生しませんが、集荷地域外のピックアップチャージ、大型サイズ貨物、配送会社規定による追加費用、木材梱包などがある場合には、実費請求となることがあります。

お取引の流れについてもご案内可能です。コスト条件に問題がなければ、より詳しい流れもご説明いたします。

お取引の流れにつきまして(詳細版)

  1. 現地工場にてインボイスとパッキングリストをご用意ください。
  2. 御社より当社へ、上記1のファイルをメール添付でお送りください。
  3. 当社より、出荷書類を現地工場または御社へメール送付します。
  4. 現地工場にて配送会社へ集荷依頼を行い、印刷した出荷書類と貨物を引き渡してください。
  5. 出荷完了後、御社ご指定の納品先へ配送となります。

以上が1〜5の基本的な流れです。

※原則としてご案内済みのレートで対応いたしますが、「集荷地域外」または「遠隔地配達地域」に該当する場合は、最低2,600円または50円/kgの追加料金が発生する場合があります。また、大手クーリエから特別チャージが請求された場合は、実費請求となります。

※重量または容積重量が32kg以上の段ボールについては、1箱あたり600円の追加チャージが発生します。

< 流れ・詳細 >

  1. 御社側でインボイスとパッキングリストを当社までファイル添付してください。 ※インボイスは当社作成の書式もご利用可能です。 ※以下の情報を網羅してください。 ・重量 ・容積重量 ・商品名(英語表記で、商品内容が分かるように記載) ・シッパー情報(会社名、郵便番号、住所、担当者名、電話番号、emailアドレス) ・単価(インボイス記載の単価)
  2. 当社にて出荷書類となる「送り状」と「インボイス」のファイルを、シッパーまたは御社へ送ります。
  3. 当社より以下の案内をメールでお送りします。 ・送り状とインボイスデータを印刷し、貨物の上に置いておくこと ・当日中(集荷時間帯が遅い場合は翌日)に配送会社担当者が現地集荷に来られるよう、電話依頼をしていただくこと
  4. 配送会社が現地へ集荷に伺い、集荷完了となります。
  5. 当社にて追跡番号が反映され次第、出荷書類とあわせてご連絡します。
  6. 御社に納品となります。

輸送期間について

配達日数(フィリピン → 日本)

配達日数の目安は、現地出荷日から約3〜4日程度です。通関事情、天候、その他諸事情などにより、配達が前後する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

中国物流エクスプレスでは、フィリピンから日本への航空便・船便による格安配送をご案内しております。輸出入どちらにも対応しておりますので、まずは条件整理の段階からでもご相談いただけます。

発生する費用項目について

  • 輸送料金 + 燃油サーチャージ(当社 → 御社に請求)
  • 日本通関時に発生する関税、輸入消費税、通関費用など(配送会社 → 御社に請求)

輸送料金を決定する「適用重量」については、IATA(国際航空運送協会)基準に基づき、「梱包後の実重量」と「梱包後の容積(体積)重量」の大きい方が採用されます。

ワシントン条約の危険品についての知識

代表的な輸送不可・制限対象品目は以下の通りです。

  • あ行:圧縮ガス・アルコール類・引火性液体・医薬品・医療器具・液体
  • か行:火器・弾薬・株券・貴金属・果物・ゴザ・気化性物品・切手・氷
  • さ行:証券類・債権・酸化物・スプレー類・植物・鉄砲類・生鮮類・信書・磁石
  • た行:刀剣類・種子・タバコ類・動物・毒物・通貨・賭博用品
  • な行:ナマモノ・肉類
  • は行:宝石類・爆発物・変腐敗物・美術品・ポルノ・粉末類
  • ま行:麻薬
  • や行:薬品類・有価証券
  • ら行:酪農品・ライター
  • わ行:藁・ワシントン条約品目

上記記載以外にも出荷できない品目が存在する場合があります。詳細は個別確認が必要です。また、取扱品目の制限や申告価格による制限が発生する場合もあるため、事前にお問い合わせください。

以上が、フィリピンから日本へ格安配送するための基本的な流れです。フィリピン発日本向けの輸送で、コスト削減・納期安定・通関サポートを重視したい場合は、ぜひ中国物流エクスプレスまでご相談ください。

実例とケーススタディ

実際の輸送現場では、規模や納期、商品の性質によって最適な解決策が異なります。以下では、小荷物の輸送事例と大口・ビジネス向けのケースを分けて、具体的な手順や注意点、実際のコスト感などを紹介します。中国物流エクスプレスの実務ノウハウをベースに、フィリピンから日本への輸出入がスムーズに進むポイントを整理します。

小荷物の輸送事例

事例概要: 日本のECショップがフィリピンの現地パートナーからサンプルを含む小口商品を月間50–100件程度発送。商品はファッション小物と雑貨で、重量は1梱包あたり0.5–2kg程度。配送は航空便を基本とし、DHL/FedEx/EMSのいずれかを選択。納期は約3–7日を想定。通関は輸入者側の日本企業が関係書類を整備し、現地のインボイスとパッキングリストを電子化して提出。


ポイントと流れ:
- ルート選択: 小荷物は航空便が基本。急ぎはエクスプレス系、コスト重視なら標準航空便を選択。重量が軽く、サイズも小さい場合はEMSがコストパフォーマンス良好なケースあり。
- 梱包とラベル: 内容物の明確な説明、HSコードの記載、現地言語と日本語の二言語ラベルを付与。破損危険物がないか事前チェック。
- 保険: 商品の価値に応じた貨物保険を付帯。小荷物でも保険をかけることで、万一の紛失・破損時の補償を確保。
- 通関実務: 日本側での輸入申告をスムーズにするため、インボイス、パッキングリスト、シングル・エントリーフォームなど、必要書類をデジタル化して事前提出。
- コスト管理: 距離と重量だけでなく、配送クラス(エクスプレス/標準/定形外など)と追加サービス(徴収の有無、代わりの配送日指定)を組み合わせて総費用を抑制。
- 実績ベースの改善: 月次の発注データを分析し、リードタイムの短縮と梱包サイズの統一を図ることで、配送回数を最適化。これにより単価の抑制と安定した納期を両立。


実例の教訓:
- 小荷物でも「航空便+現地サプライヤーの適切な梱包設計+迅速な書類整備」が納期短縮とコスト抑制の鍵。
- 送料の変動要因には季節要因、空港混雑、関税の影響があるため、事前のリスク管理と代替案の用意が重要。

大口・ビジネス向けのケース

事例概要: 日本のECモール向けに、フィリピンのメーカーと長期契約を結んだB2B輸送。月間5–6コンテナ、現地倉庫経由のFBA納品も含む。船便を基本とし、納期は約14–28日程度。高頻度の配送と安定したリードタイムを目標に、海上輸送を主軸に据え、航空便は緊急時のオプションとして活用。


ポイントと流れ:
- ルート設計とモード選択: 大口では船便のボリュームディスカウントを活用。需要期には混載便を活用してコストを抑制。必要に応じて航空便を補完して納期対応。
- 循環的な在庫戦略: フィリピンの現地工場と日本の倉庫間でのクロスドックを組み、受発注のリードタイムを短縮。ECサイトの在庫切れリスクを低減。
- 梱包と積載効率: パレット化を徹底し、船積み時の空きスペースを最大化。重量と体積の最適化により、1コンテナあたりの貨物量を最大化。
- 通関と税務の最適化: 事前のHSコード確認と原産地証明の準備、輸入申告の自動化を実施。関税・VATの不確実性を減らすため、事前の見積もりと実績データを活用。
- リスク管理とトラブル対応: 海上輸送は遅延リスクがあるため、代替スケジュールと保険加入、荷捌き時の現地連絡体制を整備。荷物の紛失・損傷時のクレーム対応フローを確立。
- コストと品質のバランス: コンテナ単価の交渉力を高めるため、長期契約と複数の運送パスの組み合わせを活用。品質管理はサプライヤーのQC基準と現地検品を併用して実施。


実績の鍵となるポイント:
- 大口案件では、輸送モードの複数運用と在庫戦略の連携がコスト削減と納期安定の両立を生む。
- 日本市場の要望に合わせてFBA納品対応を行うことで、EC出荷のハンドリングを大幅にスムーズ化できる。

手続きとドキュメントの効率化

国際輸送では、書類の整備と手続きの流れを事前に把握しておくことが、遅延や追加費用を避ける鍵です。フィリピンから日本への輸入においては、輸出側の準備と日本の通関要件がスムーズに連携することが不可欠。ここでは、必要書類の整備手順と、実務上のポイントを整理します。煩雑に見える手続きも、標準化されたチェックリストと、信頼できる代行・物流パートナーの活用で格段に効率化できます。


必要書類のリスト

輸出入ともに基本となる「正確さ」と「完結さ」が求められます。以下を目安に準備を進め、欠落がないか二重チェックを行いましょう。


1) 仕入れ・出荷関連


- 商業インボイス(Commercial Invoice):品名・数量・単価・総額・原産地・HSコードを明記。日本語と英語の併記があるとスムーズ。

- 梱包明細書(Packing List):個別梱包の内訳、重量・寸法、梱包方法を記載。

- 出荷指示書・注文書:取引条件(FOB/CIF等)と出荷日が分かる資料。

- 原産地証明書(必要時):特定の品目や関税優遇を受ける場合に求められることがあります。

2) 輸出関連


- 輸出許可証・輸出検査証明書(該当品目がある場合)。
- 航空便/船便の船荷証券(海上)または航空貨物運送状(AWB/BL番号)。
- 輸出申告書(EORI相当の識別が必要な市場の場合は別途手続き要件あり)。

3) 輸入側の要件(日本側)


- インボイスの日本語併記、HSコードの記載、原産地の表示。

- 梱包明細書の日本語対応版(税関側の確認を迅速化)。

- 税関関連書類(必要時):輸入申告書、用途証明、特定品目の試験成績書など。

4) デジタル化・データ伝送対応


- 主要な書類はPDFデジタル版で保管・共有。オンライン通関システムへのアップロード用に、OCR対応の読み取り可能フォーマットを用意。

5) 品目別の追加書類(例)


- 医薬品・化学品・食品・危険物などは、追加の検査証明書・安全データシート(SDS)・適合証明が必要になるケースがあります。

チェックポイント


- 品名・数量・価格が一致しているか。
- HSコードが正確か(過小評価や過大評価を避ける)。
- 原産地・輸出・輸入先の情報が正確か。
- 重要書類は原本とコピーを別々に保管、電子データもバックアップ。

通関と税務の実務ポイント

通関は「適切な分類」と「適切な評価」が核心です。税関の要求を先回りして準備することで、通関時間の短縮と税負担の最適化が期待できます。


1) 通関の基本流れ


- 書類提出(電子申告/紙申告)→ 税関審査 → 関税・消費税の課税決定 → 通関許可・搬入。

2) 通関分類と評価のコツ


- HSコードを正確に割り当てる。類似品でも微妙な分類差で税率が変わることがあります。
- 原産地規則と原産地証明を確認。関税優遇制度の適用を受ける場合は事前に要件を整理。

3) 税率と課税のポイント


- 日本の関税率は品目と原産地で異なる。消費税は基本的に輸入価額に対して課され、通関後に徴収されます。
- 輸入申告時の申告価額には、運賃・保険料を含む「CIF価値」を基準にします。過大申告は検査・是正の対象となります。

4) 税関リスクの回避策


- 証明書・検査成績書・適合証明を揃える。輸入目的の明確化(販売・用途・数量)を説明できる資料を用意。
- 事前通関を活用して、実際の搬入前に審査済みの書類を揃える。緊急時は代行業者のスピード対応を活用。

5) 輸入代行の活用メリット


- 現地の税関手続きに精通した専門家が、正確な書類作成と申告を代行。特に初回の輸入や大口取引では、書類ミスによる遅延を大幅に減らせます。

6) 注意点


- 書類内容の不一致は遅延・追加徴税の原因になります。情報は最新の規制に合わせて更新しましょう。
- 危険物・食品・医薬品などは別途規制が厳格。事前の審査と追加書類の準備を徹底ください。

7) 実務の効率化ヒント


- 書類テンプレートを社内で標準化。出荷前に二重チェック体制を設ける。
- データ連携を強化して、インボイス・パッキングリスト・原産地証明を同一データベースから自動生成できるようにする。
- 信頼できる物流代行・通関業者とパートナー契約を結び、日常的な手続きは外部に委託して内部リソースをコア業務へ集中させる。

安全性とトラブル回避のポイント

越境物流では、遅延や紛失といったトラブルをできるだけ未然に防ぎ、万一の事態にも迅速かつ適切に対応することが信頼性につながります。ここでは、遅延・紛失のリスクを減らすための基本的な対策と、問題発生時の連絡・対応フローを具体的に解説します。国際配送の現場では、手続きの正確さとコミュニケーションの迅速さが最も重要です。中国物流エクスプレスは、安い送料と速い配送を両立させるだけでなく、安全性とトラブル回避にも力を入れています。


遅延・紛失のリスク管理

まずは遅延・紛失のリスクを事前に可視化することが大切です。以下のポイントを実践しましょう。


1) 出荷前の情報確認: 送り状の宛先・連絡先・商品情報を複数回確認。特に越境ECや代理購入の場合、SKUや商品コード、重量・体積、HSコードが正確かを再チェックします。


2) 運送ルートの最適化: 航空便と船便の特性を理解し、納期優先かコスト優先かに応じてルートを組み合わせます。繁忙期はリードタイムが長くなるため、早めの手配を推奨します。


3) 追跡と通知の徹底: 出荷後も常時追跡できる体制を整え、遅延が判明した時点で即座に関係者へ通知します。追跡情報は顧客にも共有可能な状態にします。


4) 梱包と取り扱いの工夫: 壊れ物・液体・高価品は適切な梱包材と衝撃緩和材を使用し、外装にも取り扱い注意ステッカーを明示。これにより破損リスクを低減します。


5) 保険の活用: 価値が高い荷物や重要性の高い荷物は追加保険を検討。保険適用範囲と免責金額を事前に確認します。


6) 通関リスクの低減: 書類の不備を事前に排除。インボイス、パッキングリスト、原産地証明など、必要書類を揃え、正確な内容で提出します。


7) パフォーマンス指標の設定: 配送日数の遵守率、遅延発生時の対応時間、紛失率などのKPIを設定し、定期的にレビューします。改善アクションを即時実行します。


遅延や紛失は、荷扱いの過程のどの段階でも起こり得ます。重要なのは早期の兆候を察知し、影響を最小化する仕組みを整えることです。中国物流エクスプレスでは、航空便・船便いずれのルートでも追跡機能とリアルタイム通知を組み合わせ、万一の遅延時も迅速に対応します。


問題発生時の連絡・対応フロー

問題が発生した場合の標準的な対応フローを明確にしておくと、混乱を避け、事後の補償・改善にもつながります。以下のフローを基本として、ケースに応じて柔軟に適用します。


1) 発生の把握と初動対応: 顧客・代理購入先・発送元からの連絡を受けた時点で、荷物番号、発送日、内容物、現状の追跡状況を確認します。内部での責任分担を即時に決定します。追跡画面のスクリーンショットと、関連する出荷書類を保存します。


2) 初動連絡と透明性の確保: 関係者へ現在の状況と今後の見通しを速やかに共有します。遅延が確定した場合は、概ねの納期再見積もりを提示します。顧客には定期的なアップデートを約束します。


3) 根因調査と対応策の実施: 内部・外部パートナーと連携し、遅延・紛失の原因を特定します。輸送中の取り扱い、通関手続き、倉庫保管、再配送のどの段階で問題が発生したかを突き止め、再発防止策を設定します。


4) 補償・代替案の提示: 保険適用範囲内での補償手続き、または代替商品の再調達・再配送の案を提案します。費用負担や納期を明確に説明します。


5) 顧客対応の記録・共有: 全ての対応履歴をCRMに記録。次回以降の信頼性向上のため、顧客とのやり取りを共有可能な形で保管します。


6) 再発防止の実行: KPIを見直し、運用ルールの修正・教育の実施・システムの強化を行います。定期的な振り返りと報告を行い、透明性を保ちます。


7) close-outとフォローアップ: 問題が解決した後も、荷物の到着確認と顧客満足度のフォローを行います。長期的な信頼関係の構築を目指します。


問題発生時には、連絡窓口を一本化しておくと混乱を避けられます。中国物流エクスプレスでは、24時間対応のサポート体制と、各案件に専任担当を割り当てる運用を実施しています。これにより、荷物の状況をリアルタイムで共有し、迅速な解決へと導きます。もしリスクを感じたら、早めのご相談をおすすめします。安全性とトラブル回避を両立するための最適な選択肢を、私たちと一緒に探っていきましょう。

中国物流エクスプレスでは、航空便・船便・越境EC物流・商業貨物輸送まで幅広く対応し、お客様の条件に合わせた最適な輸送プランをご提案しています。海外から日本への発送をご検討中でしたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。