日本からフランスへ商品を発送する際には、関税や通関、配送日数、梱包の安全性など把握すべき点が多くあります。本ガイドは、初心者にも分かる言葉で、費用の概算方法や輸出手順の全体像を解説しつつ、安くて信頼できる海外輸送代行会社の選び方を具体例とともに紹介します。発送前に知っておきたい法規・税制の基本、梱包基準、必要書類、そして実務で役立つ見積りのコツまでを網羅。特に日本製品の買付代行にも対応する会社の特徴や、日本→フランス輸出・フランス向け国際配送の実務上のポイントを、段階別に整理しています。読み進めるほど、費用を抑えつつ、スムーズな通関・配送を実現する手順が見えてきます。

日本からフランスへ発送する際の基本方針

日本からフランスへ発送する際は、費用・日数・通関手続き・現地の規制といった要素を総合的に見極めることが重要です。本章では、全体像を把握するための基本方針を整理します。目的は、コストを抑えつつ、配送の信頼性と安全性を両立させ、スムーズな輸出を実現することです。特に初めてフランス向けに輸出する企業や個人事業主は、事前の準備と最新の規制確認を徹底してください。配送方法は航空便と海上便の特性が異なるため、荷物の性質・頻度・納期の要求に応じて使い分けるのが基本です。輸出代行を活用する場合は、書類の揃え方・通関情報の共有方法・関税・VATの取り扱いについて、代行会社と明確な合意をとることが肝要です。

法規と規制の把握

日本からフランスへ商品を輸出する際には、日仏それぞれの法規制とEUの枠組みを理解することが不可欠です。まず、日本側では輸出申告(通関)と貨物の正確な分類(HSコード)を行い、適切な許可が必要な商品の場合は事前に取得します。次に、フランス側では輸入時の関税・VAT(TVA)・輸入規制・通関手続きが発生します。EU域内の取り扱いは商品カテゴリーごとに異なり、CEマーキング、REACH、RoHS、EPRなどの規制が関係する場合があります。最新情報を常に確認し、フランス本土・コルシカ島・海外県・海外領土で条件が異なる点にも留意してください。日EU EPAの適用条件、IOSS制度の適用有無、EORI番号の取得要件など、輸出入の実務に直結する要素を、荷受人(フランス側)と事前に共有しておくことが成功の鍵です。

輸出入に関わる費用の概算

輸出入に関わる費用は大別して「基本運賃系」「手続き・税金系」「現地作業系」に分けられます。基本運賃には航空便・船便・国際クーリエの料金が含まれ、重量・体積・配送距離・配送先の条件で変動します。燃油サーチャージ・追加費用・集荷料金・現地配送料・遠隔地追加料金が別途発生するケースが多いです。通関関連費用は通関手数料・関税・輸入VAT・関税の前払い・関税引取の有無などが該当します。輸出時は日本側の輸出申告費用・輸出通関代行料、輸入時はフランス側の通関代行費用・現地のVAT申告費用が関係します。特にEU域内のIOSSを活用するかどうかで、VATの申告・納付手続きが大きく変わる点を押さえてください。荷量が多い法人輸送や定期便の場合は、物流業者と法人契約を結ぶことで割引が適用されることがあります。実際の見積もりは荷姿・重量・梱包状態・保険の有無・納品先の地域によって変わるため、具体的な条件を準備して複数社から比較するのが有効です。

中国物流エクスプレスでは、日本からフランスへ航空便・船便による格安配送に対応しています。輸出入のどちらにも対応しておりますのでぜひご相談・お問い合わせください。

日本からフランスへの輸送料金について

 

【輸送料金のレート表】kg単価の目安一覧

日本→フランス

【フランス輸出・優遇レート】

0.5kg :3,649円
1kg  :4,353円
1.5kg :5,195円
2kg  :5,822円
2.5kg :6,485円
3kg  :7,095円
3.5kg :7,741円
4kg  :8,316円
4.5kg :8,981円
5kg  :9,554円
5.5kg :10,298円
6kg  :10,870円
6.5kg :11,317円
7kg  :11,836円
7.5kg :12,356円
8kg  :12,559円
8.5kg :12,764円
9kg  :12,930円
9.5kg :13,209円
10kg :13,431円
10.5kg:25,080円
11kg :25,552円
11.5kg:26,020円
12kg :26,492円
12.5kg:26,994円
13kg :27,463円
13.5kg:27,857円
14kg :28,292円
14.5kg:28,723円
15kg :29,266円
15.5kg:29,481円
16kg :29,555円
16.5kg:29,626円
17kg :29,660円
17.5kg:29,731円
18kg :29,768円
18.5kg:29,808円
19kg :29,950円
19.5kg:30,024円
20kg :30,058円

※UPS最速サービスレベル・追跡番号付きでのご案内です。※ ※郵政のEMS・国際eパケット・航空便・SAL便・船便にも対応しておりますので、ご希望の配送方法がございましたらお申し付けください。。 ※UPS最速サービスレベル・トラッキング番号付き※

【フランス輸出・重量別優遇レート】
・21-49kg :1200円/1kg毎
・50-99kg :990円/1kg毎
・100-299kg:850円/1kg毎
・300-499kg:830円/1kg毎
・500-999kg:820円/1kg毎
・1000-2000kg:790円/1kg毎

上記料金は、1kg毎のkg単価です。各重量ごとの輸送料金レートは目安としてご参照ください。

別途、上記輸送料金以外に燃油サーチャージが発生します。月別または週別の燃油サーチャージ料金が、ご利用配送会社別に発生します。

現地通関時に発生する関税、輸入消費税などは配送会社から荷受人に請求となります。

ご利用の流れ

中国物流エクスプレスは、貿易事業主様の国際貨物を輸送代行する国際物流・国際輸送(航空便)サービスを提供しています。

フランス・中国・香港を初め、韓国・欧米・欧州・東南アジア・インド・アフリカその他各国からの輸出入に対応しています。

大手クーリエ(Fedex・UPS・DHL)利用により、安定かつスピーディな納品はもちろん、中国物流エクスプレスがご案内する圧倒的にローコストな輸送料金により、お取引様の既存の配送コストを削減し、調達コストを見直すことにもお役立ていただけます。

Step1:出荷貨物準備

出荷元となる国内集荷先で出荷準備(梱包&書類準備)をします。

Step2:ご用意した出荷書類(インボイスとパッキング情報)を当社へメールでご展開。

お客様毎にご案内している特別配送レートを適用した出荷用書類を作成させていただきますので、以下の2点の書類を当社事務局宛にメール添付でお願いいたします。

1.「インボイス」 2.「パッキングリスト」を送付お願いします。 送付先:info@china-logistics-express.com

< インボイス上で情報不足となりやすい項目について >

1.郵便番号(出荷元となるシッパー側) 2.ご担当者名(出荷元となるシッパー側) 3.集荷先の電話番号 (出荷元となるシッパー側)) ※上記3点の項目は書類作成上、必須となります。 情報が不足していると書類作成ができないため、必ず予めご確認の上、ご依頼のほうお願いいたします。

< パッキングリストの必須情報について >

1.出荷貨物の総段ボール数 2.各段ボールの3辺サイズ:縦cm、横cm 、高さcm を全てご展開。 3.総重量(N.W):梱包後の総重量記載。 ※パッキングリスト上に上記3点の情報が不足しているケースがあります。書類作成に必須となりますので、必ず予めご確認の上、ご依頼のほうお願いいたします。 ※パッキングリストがない場合は、上記3点の情報を出荷元(シッパー)にご確認いただき、情報のご展開お願いします。

< 輸送料金を決定する「適用重量」について >

IATA(国際航空運送協会)基準に基づき、「梱包後の実重量」と「梱包後の容積(体積)重量」の大きい方が「適用重量」として採用されます。

Step3:当社より、出荷に必要な書類2点(送り状とインボイス)を御社ご担当者様にメール送付します。

当社より、出荷に必要な書類2点(送り状とインボイス)を御社ご担当者様にメール送付します。 1.頂いた「インボイス」と「パッキングリスト」の不足情報の確認。 2.上記2点を元に、「送り状」と「インボイス(制定フォーム)」を当社側で作成し、御社ご担当者様にメール送付します。 ※当社側が作成した「送り状」と「インボイス(制定フォーム)」で出荷することで、配送料金の支払いは当社側に請求となります。これにより、お客様毎に展開する適用レートで出荷が可能となります。お客様毎の取引条件のもと、当社から配送料金は請求させていただきます。

Step4:集荷先・国内倉庫に配送会社の担当者が集荷にきて、出荷完了

国内集荷先の方で、 1.書類の印刷 2.配送会社に集荷依頼を電話連絡 3.集荷担当者に「貨物」と「印刷した書類2点」を渡して出荷完了

Step5:貨物の納品・受取

出荷完了後、トラッキングナンバー(追跡番号)のご連絡。 商品の納品となります。

中国物流エクスプレスでは、日本からフランスへ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますのでぜひご相談・お問い合わせください。

ご依頼の際はこちらの情報頂けましたら現地伝票作成可能となります。

ご入力フォーマット

◇集荷先情報(From情報) 1.会社名(または名前) 2.担当者名 3.郵便番号 4.住所 5.電話番号

※実際に集荷に行くところの情報です。

◇納品先住所(to情報) 1.会社名(または名前)(※必ず、英語表記でお願いします。) 2.担当者名(※必ず、英語表記でお願いします。) 3.郵便番号 4.住所(※必ず、英語表記でお願いします。) 5.電話番号

◇梱包情報 1.段ボール数 2.総重量 3.各段ボールの3辺サイズ(縦、横、高さcm)

◇インボイス情報 ・商品名(必ず、英語表記でお願いします。) ・単価(単位はどちらでもかまいません) ・数量

上記情報頂けましたら出荷手配可能となります。中国物流エクスプレスでは、日本からフランスへ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますのでぜひご相談・お問い合わせください。

ご依頼お待ちしております。 現在の出荷頻度や出荷コストなどございましたらお知らせ頂けると幸いです。

ご出荷予定日の件 ご出荷予定日はいつ頃を予定日についてもおっしゃっていただけますとスムーズとなります。

上記レートで、ご出荷可能となります。

輸出につきましては、インボイスへのご入力返信添付、または 以下の情報をご展開いただければ、出荷書類が作成可能となります。

◇集荷先情報(From情報) 1.会社名(または名前) 2.担当者名 3.郵便番号 4.住所 5.電話番号

※実際に集荷に行くところの情報です。

◇納品先住所(to情報) 1.会社名(または名前)(※必ず、英語表記でお願いします。) 2.担当者名(※必ず、英語表記でお願いします。) 3.郵便番号 4.住所(※必ず、英語表記でお願いします。) 5.電話番号

◇梱包情報 1.段ボール数 2.総重量 3.各段ボールの3辺サイズ(縦、横、高さcm)

◇インボイス情報 ・商品名(必ず、英語表記でお願いします。) ・単価(単位はどちらでもかまいません) ・数量

お取引の流れについてもご案内させて頂きます。

お取引の流れにつきまして(詳細版)

<流れ> 1.インボイスをご返信ください。 2.情報問題なければ、集荷予約をかけます。

※最短で荷物の翌営業日に集荷となります。(11:00-17:00くらいで予約します)

<詳細:輸出貨物・お取引の流れにつきまして(日本→輸出国向け)> 集荷までのフローは以下となります。

1.荷物の梱包完了後、ご依頼ください。 2.インボイスとパッキング情報(箱数・重量・箱3辺サイズ)のご用意をお願いしま す。

※2-1.シッパー(日本側)住所、郵便番号、お名前、お電話番号、会社名、 2-2.コンサイニー住所(納品先:現地住所、郵便番号、お名前、お電話番号、会社 名)をご記載。 2-3.商品名、商品単価をご記載。

3.当社で2.を確認後に問題がなければ、当社より集荷手配をします。 4.1-2営業日以内で貴社ご指定先へ集荷に伺います。 *当社より送り状の電子データをメールで展開するため、対象荷物にインボイス、 送り状をセットに集荷スタッフに渡して下さい。 5.荷物出荷となります。 7.現地側通関処理(個人・商業) 8.問題がなければ通関通過となります。 9.納品となります。

*5~8までは問題がなければ通常2-5日程度で到着となります。 *荷物出荷記録として追跡番号が得られます。

輸送期間について

配達日数(日本→フランス)

配達日数は現地出荷日より4~6日程度となります。 通関事情、天候その他諸事情などで配達が少し遅れる場合もございます。予めご了承ください。

中国物流エクスプレスでは、日本からフランスへ航空便・船便にて格安配送いたします。輸出入ともに対応しておりますのでぜひご相談・お問い合わせください。

発生する費用項目について

1.輸送料金+燃油サーチャージ(当社→御社に請求)

2.現地通関時に発生する関税、輸入消費税、通関費用など。(配送会社より→荷受人に請求)

輸送料金を決定する「適用重量」について IATA(国際航空運送協会)基準に基づき、「梱包後の実重量」と「梱包後の容積(体積)重量」の大きい方が「適用重量」として採用されます。

ワシントン条約の危険品についての知識

あ行 圧縮ガス・アルコール類・引火性液体・医薬品・医療器具・液体 か行 火器・弾薬・株券・貴金属・果物・ゴザ・気化性物品・切手 ・氷 さ行 証券類・債権・酸化物・スプレー類・植物・鉄砲類・生鮮類・信書 ・磁石 た行 刀剣類・種子・タバコ類・動物・毒物・通貨・賭博用品 な行 ナマモノ・肉類 は行 宝石類・爆発物・変腐敗物・美術品・ポルノ・粉末類 ま行 麻薬 や行 薬品類・有価証券 ら行 酪農品・ライター わ行 藁・ワシントン条約品目

上記、記載商品以外にも出荷できない品目もございますので詳細は直接お問い合わせください。 取扱品目の制限・価格制限がある場合もございます。

以上が日本からフランスへ格安配送する方法になります。フランス向け国際配送・越境EC物流・輸送コスト見直しをご検討中でしたら、中国物流エクスプレスまでお問い合わせください。

発送手順の全体像

日本からフランスへ発送する際の全体像は、事前準備から書類手続き、梱包、実際の輸送、通関、そして現地での受取までの流れを順番に整えることが成功の鍵です。まずは全体の流れを把握し、各段階での要点と注意点を押さえることが重要です。輸送方法は航空便と船便、そして国際クーリエの3系統に大別され、それぞれ納期・費用・追跡精度・取扱商品の制限が異なります。特に越境ECやB2Bの大量輸送を想定する場合は、事前の見積りと契約条件のすり合わせが欠かせません。
以下の章で、具体的な実務手順とチェックポイントを詳しく解説します。

事前準備と書類チェックリスト

発送前の準備を徹底することで、通関でのトラブルや遅延を最小化できます。以下のリストを基準に、事前に揃えるべき書類と確認項目を整理しましょう。


    • 発送目的と輸送条件の明確化

      ・国際配送の目的(個人輸出、法人輸出、越境ECなど)を確認。


    • 商品の基本情報の整理

      ・品名、数量、重量、体積、原産地、用途、HSコードの概算。


    • 基本的な書類の準備

      ・コマーシャルインボイス、パッキングリスト、航空/海上運送状(AWB/B/L)。


    • 通関関連の事前確認

      ・EORI番号の有無、フランス側のVAT登録状況、輸入許可の要否(対象商品かどうか)。


    • 梱包仕様の事前確認

      ・梱包材の耐久性、規格適合、破損リスクを低減する方法。


    • 保険とリスク管理

      ・輸送保険の範囲・補償額・申請手続き。


    • 配送経路とリードタイムの事前把握

      ・航空便と船便、Direct/Transhipの違い、港・空港の集荷・配送拠点の有無。


    • 追加費用の確認

      ・燃油サーチャージ、遠隔地追加料金、国内外の通関手数料、現地配送料。


書類は原本とコピーを用意し、デジタルデータ(スキャン)も併用すると通関時の審査がスムーズです。特にフランス向け輸出では、日EU EPA適用の条件や原産地証明の有無が重要になる場合があります。担当の輸出代行業者と事前に確認して、必要書類を揃えましょう。

梱包基準と商品の安全性

梱包は商品を輸送中の振動・衝撃・湿度・温度変化から守る要です。適切な梱包設計は、破損や遅延のリスクを低減し、顧客満足度にも直結します。以下のポイントを押さえて準備しましょう。


    • 耐荷重と耐衝撃性の確保

      ・ダンボールは耐荷重に合った規格を選定。緩衝材を用いて商品を中央に固定します。


    • 衝撃・振動対策

      ・バブルラップ、エアクッション、フォーム、クッション材を使用。小物は個別に仕切りを設け、動きを抑制します。


    • 温度・湿度対策

      ・食品・化粧品・医薬品など、温度管理が必要な商品の場合は保冷・保温手段を検討。湿度対策として乾燥剤を適切に配置。


    • 盗難・紛失防止

      ・外箱の透明性を高めるラベル、開封防止のテープ、内容品の記載を徹底します。


    • 表示と取扱い注意

      ・「割れ物注意」「上積み禁止」などの表示を明記。重量・取り扱い方向をパッケージに表示します。


    • 法規制と適合性

      ・CEマーク、原産地表示、Triman/Info-triなどの表示義務が商品カテゴリによって異なる点を確認。特に電子機器・化学品・包装材は別途規制があります。


荷姿は発送方法ごとに最適化します。航空便は軽量・小型の商品に適し、船便は容量の大きい商品・大口輸送に向いています。複数商品を同梱する場合は、重量・体積・関税分類の統一を図り、個別梱包と統合梱包のバランスを検討します。現地到着後の受取手続きや再配送時の対応も想定して、梱包基準を事前に社内で共有しておくと円滑です。

輸出時の注意点とトラブル対策

国際輸送では、事前の準備とリスク管理がトラブルを防ぎ、コストや納期を大きく左右します。日本からフランスへ輸出する際には、関税・税金の扱いを正確に把握し、万が一の破損や遅延にも迅速に対応できる体制を整えることが不可欠です。以下では、実務で役立つポイントを整理します。

関税・税金の扱い

1) 輸出側の関税の発生有無


日本から出る貨物には基本的に日本側での関税は発生しません。ただし、輸出申告の際には正確な商品の分類コード(HSコード)、原産地、数量、価額などが求められ、輸出通関手続きが適切に行われることが重要です。輸出者としては、インボイスの金額を実際の取引価額で記載し、誤記がないように注意します。

2) フランス側の関税・輸入VATの取り扱い


フランス(EU)へ輸入する場合、関税と輸入VATが課されるケースがあります。関税率は商品分類(HSコード・CNコード・TARIC)により決まり、同じ商品の関税率でも原産地規則(日EU EPAなど)や特定の制度適用で異なる場合があります。VATは「輸入VAT」として課され、個人か事業者か、インポータの税務登録状況により課税方法が分かれます。

3) IOSSとDDP/DAPの使い分け


越境EC取引でIOSSを使えば消費者向けのVAT申告を一本化できます。一方、DDP(Delivered Duty Paid)とDAP(Delivered at Place)は費用負担と通関手続きの責任範囲が異なるため、ビジネスモデルに合わせて選択します。特に個人宛ての商業輸入と法人 Importで扱いが変わる点に留意してください。

4) 150ユーロ以下の貨物の取り扱い


小額貨物の関税・VATは制度ごとに異なります。EUの少額貨物制度(特例)は改正されることがあるため、最新の適用条件を確認してください。一般には高額商品や継続取引の場合と異なる扱いになるケースが多いです。

5) 原産地証明と経済連携協定の適用


日EU EPAの適用条件を満たす場合、関税優遇を受けられる場合があります。原産地規則を満たすには、製品の加工・組成・原産地の証明が必要です。適用するかどうかは商品と取引条件次第です。

6) フランス本土と海外領土の差異


フランス本土と海外県・海外領土では税制・通関の扱いが異なる場合があるため、発送先の地域を特定して最新情報を確認してください。

破損・遅延時の対応

1) 梱包と保険の事前準備


輸送中の衝撃・振動・湿度・温度変化を想定した梱包を実施します。貨物保険は、出荷時の保険証券に基づき、破損・遅延・紛失などのリスクをカバーします。特に高価値商品や壊れやすい商品の場合は保険額を実務上の評価額に合わせて設定します。

2) 事故発生時の連絡・証拠収集


破損を疑う場合は、受取側の検品時に写真を撮影し、到着後24時間以内に配送業者へ連絡します。梱包状態、外装の損傷、内容物の破損を写真・動画で記録し、保険請求に必要な証拠として保管します。

3) 輸送業者との対応手順


破損を理由に補償を受ける場合、業者の規程に従い「運送業者の現地点検依頼」や「代替品手配・返金・修理のいずれか」を協議します。遅延時には、追跡番号を元に原因を特定し、現地の税関・配送ネットワークの遅延要因を把握します。

4) 通関遅延・原因別の対策


通関遅延の主な原因は、インボイス情報の不備、原産地情報の不一致、必要書類の不足、特定商品の許可証不足などです。事前に関係当局の最新要件を確認し、必要書類を揃えて申告することで遅延を大幅に減らせます。

5) 品質保証と顧客対応の実務


遅延が生じた場合は、顧客へ速やかに連絡し、納期の再設定や代替手段(代替品の提案、部分出荷、クレジットなど)を提示します。信頼性を維持するための明確なコミュニケーションと、事後の原因分析・再発防止策を文書化して共有します。

6) 連携体制の構築


輸出入の関係者(営業、法務、通関士、保険代理店、物流パートナー)と事前にトラブル対応マニュアルを共有しておくと、緊急時の対応速度が向上します。定期的なレビューと改善を繰り返しましょう。

以上を踏まえ、関税・税金の扱いと破損・遅延時の対応を事前に整理しておくことが、スムーズな日本からフランスへの輸出を実現する鍵です。必要であれば、具体的な商品分類や取引条件に合わせたチェックリストと、見積・通関サポートの提案を用意します。中国物流エクスプレスでは、輸出代行・国際配送の経験を活かした実務的なサポートを提供しますので、お気軽にご相談ください。

受取側フランス側の手続きと受領時のポイント

日本からフランスへ発送された荷物を確実に受け取るためには、受取側の手続きと受領時のポイントを事前に把握しておくことが重要です。フランス本土・コルシカ島・海外領土で条件が異なる場合があるため、配送先の住所や郵便番号を再確認し、関税・VATの扱い、受領時のサインや配達通知の受け取り方法を事前に整理しておきましょう。以下では、配達時のチェックポイントと、不着や再配達時の対応フローを具体的に解説します。

配達時の確認事項

荷物を受け取る際に必ず確認すべきポイントは以下のとおりです。現地受取人が本人確認できる書類を準備しておくとスムーズです。


- 配達員の身分確認と荷物の受領サイン
- 実際の荷物の外装と梱包状態の目視確認(破損の有無、開封痕、箱の破れ・水濡れの有無)
- 荷物のバーコード・追跡番号が受領時に一致するか
- 内容品と個数が納品書・パッキングリストと一致するか
- 発送元・宛先・商品名・数量が正確か
- 税関書類の表示内容(関税・VATの扱いが適切か、IOSS/NDDPの適用有無)
- 配送先の住所表記と連絡先の正確性
- 現地での受取条件(署名不要の宅配、セキュリティボックス受領、勤務時間帯など)

フランスでは、配達時に受領者の署名を求められるケースが多くあります。商品が高額の場合は本人確認を厳格に求められることがあるため、事前に受取人の身分証明書を用意しておくと安心です。特にコルシカ島や海外県・海外領土宛ては配送業者ごとに取り扱いが異なる場合があるため、追跡通知に記載された配送手順に従いましょう。

不着・再配達時の対応

不着や再配達が発生した場合の基本的な対応フローは以下のとおりです。荷物の追跡番号を手元で手掛かりに、配送業者のウェブサイトまたはコールセンターから状況を確認してください。


- 不着の原因を特定する:宛先不明、住所不備、長期不在、税関での留め置き、配達先のセキュリティロックやポストの限界など
- 配送業者へ再配達の依頼方法を確認する:オンラインの再配達依頼フォーム、または電話での手続き。再配達には追加料金が発生する場合と、無料のケースがあります。
- 受取人が確実に受け取れる日時を指定する:勤務日・時間帯、近隣の郵便局留など、受領可能な窓口を選択します。
- 税関での留め置きが原因の場合:関税・VATの納付方法を再確認。IOSS/DDPの適用有無によって手続きが変わることがあります。
- 不着の荷物が長期間保管される場合:配送業者の保管期限を確認し、期限内に受領できなければ返送・再発送の手続きが必要になることがあります。
- 再配達時の検品を徹底する:再配達時にも破損の有無を確認し、問題があれば配送業者に即座に連絡します。写真を撮って記録として残すと後日のトラブル防止に有効です。

注意点として、フランスの祝日や夏季休暇期間は配達遅延が発生しやすい時期です。特に大規模なセール期間や年末年始は混雑しますので、追跡情報をこまめに確認し、再配達のスケジュールを余裕を持って設定すると良いでしょう。

中国物流エクスプレスでは、航空便・船便・越境EC物流・商業貨物輸送まで幅広く対応し、お客様の条件に合わせた最適な輸送プランをご提案しています。海外から日本への発送をご検討中でしたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。