この記事では、チリから日本への物流全体の流れと注意点を、初心者にも分かりやすく解説します。輸送ルートの基本、スケジュール作成、輸送前の準備・税関対応、安く送るコツ、代行会社の選び方・比較ポイント、実際のトラブル対策までを網羅。特に「チリから日本へ安く送る方法」「輸入代行のメリット」「日本到着後の流れ」など、実務で直結する情報を丁寧に紹介します。輸入ビジネスを拡大したい事業者や越境EC担当者が、信頼できるパートナー選びと費用削減のヒントを得られる構成です。
チリから日本への輸送全体の流れ

チリから日本へ荷物を届ける一連の流れは、出荷元の準備から日本到着後の受け取りまで、複数の段階で構成されます。航空便と船便、それぞれに適した手続きや書類、梱包要件があり、通関でのトラブルを避けるためには事前の計画が不可欠です。以下では、全体像を分かりやすく整理します。まずは「輸送ルートと主要ステップ」を掘り下げ、その後「物流スケジュールの作成」について具体的なポイントを解説します。
輸送ルートと主要ステップ
輸送ルートは大きく分けて航空便と船便の二つです。航空便は所要日数が短く緊急性の高い荷物に向きますが、費用は船便より高くなる傾向があります。船便は大量・重量物の輸送コストを抑えやすく、定期便を活用して低コスト化を図れます。いずれのルートを選ぶにしても、以下の主要ステップを押さえることが成功の鍵となります。
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- 出荷前準備と書類整備
出荷元でのインボイス・パッキングリスト・荷札など、取引条件に応じた書類を正確に用意します。税関コード(HSコード)や貨物の性質に応じた規制確認も同時に行います。
- 出荷前準備と書類整備
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- 梱包と表示
破損を避けるための適切な梱包材選定、荷札の表示、取り扱い上の注意喚起を明記します。液体・危険物・高価品には特別な表示が必要になる場合があります。
- 梱包と表示
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- 輸出通関(チリ側)
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- 物流手配と輸送
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- 到着国での通関(日本側)
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- 国内輸送と配送手配
到着港・空港から最終配送先までのルートを決定します。企業間搬入や倉庫受け取り、配送先の調整を行います。
- 国内輸送と配送手配
航空便はマスターステーションを経由して直行便・経由便が組み合わさるケースが多く、海上輸送は港間のマイルストン(出口港・中継港・入港地)を経て国内配送へと繋がります。いずれの選択も、梱包サイズ・重量・保険の有無・納期の厳守など、取引条件に応じて最適化します。
物流スケジュールの作成
実務では、納期厳守とコスト最適化の両立が求められます。以下のポイントを押さえて、現実的で実用的な物流スケジュールを作成しましょう。
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- 出荷タイミングの設定
生産ラインの状況、在庫状況、顧客の納品日を基に、出荷日を逆算します。急ぎの場合は船便の代替案や航空便の活用を検討します。
- 出荷タイミングの設定
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- ルート選択の検討
航空便は日数が短い反面費用が高く、船便はコストを抑えられます。荷姿・サイズ・重量・保険条件を整理して最適なルートを選定します。
- ルート選択の検討
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- 通関日程の確保
日本側の通関申告に合わせ、関税・消費税の支払い時期を見越して資金計画を立てます。必要書類の揃え忘れを防ぐリストを作成します。
- 通関日程の確保
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- トランジットと待機期間の見積り
港湾・空港での荷動き待機時間を予測します。混雑期や天候変動による遅延リスクを組み込み、余裕日を設定します。
- トランジットと待機期間の見積り
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- 国内配送の連携
到着後のラストマイル配送計画、倉庫受け取り、顧客指定時間帯の要望反映を事前に調整します。
- 国内配送の連携
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- リスク管理と代替案
天候・労働力不足・港湾の混雑等、想定されるリスクを洗い出し、代替ルートやスケジュールの緊急対応策を用意します。
- リスク管理と代替案
具体的には、出荷日を起点に「輸送日数の見積り」「税関審査の目安日」「国内輸送の配送日数」「最終納品日」を逆算してタイムラインを作成します。複数ルートを並行して検討することで、納期遅延リスクを低減できます。
中国物流エクスプレスでは、チリから日本への国際輸送を、航空便・船便の両方に対応した形でご案内しています。コストを抑えながら、安定した輸送と通関対応を重視したい事業者様に向けて、輸入・輸出の両面からサポートしております。詳細のお問い合わせはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
チリから日本への輸送料金の目安
【輸送料金レート一覧|kg単価表記】
チリ→日本の優遇レート
- 4-10kg:2,650円 / 1kgごと
- 10-19kg:1,990円 / 1kgごと
- 20-49kg:990円 / 1kgごと
- 50-99kg:860円 / 1kgごと
- 100-299kg:720円 / 1kgごと
- 300-499kg:710円 / 1kgごと
- 500-999kg:700円 / 1kgごと
- 1000-2000kg:670円 / 1kgごと
上記は1kgあたりの重量単価です。実際の請求金額は、貨物重量帯ごとの適用レートに基づいて算出されます。
なお、上記の運賃とは別に、配送会社ごとの燃油サーチャージが発生します。燃油サーチャージは月次または週次で変動する場合があります。
また、日本での輸入通関時に発生する関税・輸入消費税・通関関連費用などは、配送会社から荷受人様へ別途請求されます。
チリから日本への輸送サービスの流れ
中国物流エクスプレスは、事業者様向けの国際物流・国際輸送サービスを提供しています。チリをはじめ、中国・香港・韓国・欧米・東南アジア・インド・アフリカなど、幅広い地域から日本向け輸送に対応しています。
FedEx・UPS・DHLなど大手クーリエを活用し、スピードと安定性を両立しながら、できるだけ輸送コストを抑えたご提案を行っています。既存の物流コストの見直しや、海外調達コストの削減にもつながります。


Step1:出荷貨物の準備

まず、出荷元となる現地シッパー側で、貨物の梱包と必要書類の準備を進めていただきます。
Step2:インボイス・パッキングリストをメールで送付

お客様ごとに適用される特別配送レートにあわせて出荷書類を作成するため、以下2点の書類を当社までメール添付でお送りください。
- インボイス
- パッキングリスト
送付先:info@china-logistics-express.com
〈インボイスで不足しやすい情報〉
- 出荷元シッパーの郵便番号
- 出荷元シッパーの担当者名
- 集荷先の電話番号
上記は書類作成時の必須情報です。不足があると手配が進められないため、事前確認をお願いいたします。
〈パッキングリストの必須情報〉
- 総段ボール数
- 各段ボールの三辺サイズ(縦cm・横cm・高さcm)
- 総重量(N.W)
パッキングリストにこれらの情報が不足しているケースがあります。書類作成に必要なため、必ず事前にご確認ください。パッキングリストが未作成の場合は、シッパー様へ上記情報をご確認のうえ共有をお願いいたします。
〈輸送料金を決める「適用重量」について〉

IATA(国際航空運送協会)の基準に基づき、輸送料金は「実重量」と「容積重量」のうち、いずれか大きい方が適用重量として採用されます。
Step3:当社で出荷書類を作成しご案内

当社にて、出荷に必要な書類2点(送り状・インボイス)を作成し、御社ご担当者様またはシッパー様へメール送付します。
- ご提出いただいたインボイス・パッキングリストの不足情報を確認
- 確認内容をもとに、送り状とインボイス(当社指定フォーム)を作成
- 御社またはシッパー様へデータ送付
当社作成の送り状とインボイスを利用して出荷することで、配送料金は当社経由でのご請求となり、特別レートでの出荷が可能になります。運賃はお客様ごとの取引条件に基づき、当社よりご請求いたします。
Step4:現地から貨物を出荷

現地では、以下の流れで出荷を進めていただきます。
- 送り状・インボイスを印刷
- 現地配送会社へ集荷依頼の電話連絡
- 貨物と印刷した書類を集荷担当者へ引き渡し
Step5:納品・受け取り

出荷完了後、追跡番号(トラッキングナンバー)をご案内し、日本側の指定納品先へお届けとなります。
中国物流エクスプレスでは、チリから日本への航空便・船便を活用した輸送手配を行っております。輸入・輸出ともに対応しておりますので、まずはお問い合わせフォームよりご相談ください。
ご依頼時には、下記情報をご共有いただければ、現地で使用する伝票や出荷書類の作成が可能です。
ご入力フォーマット
【集荷先情報(From情報)】
- 会社名(または氏名)
- 担当者名
- 郵便番号
- 住所
- 電話番号
※実際に集荷へ伺う場所の情報です。
【納品先住所(To情報)】
- 会社名(または氏名)※英語表記
- 担当者名 ※英語表記
- 郵便番号
- 住所 ※英語表記
- 電話番号
【梱包情報】
- 段ボール数
- 総重量
- 各段ボールの三辺サイズ(縦・横・高さcm)
【インボイス情報】
- 商品名(英語表記)
- 単価
- 数量
【関税支払い先の登録に必要な情報】
関税・輸入消費税の請求先設定が必要となるため、事務手続きに2~3営業日程度かかります。以下の情報をご共有ください。
- 請求書発行先の住所(郵便番号含む)
- 会社名(正式名称、日本語・英語表記)
- 電話番号(固定回線推奨)
- 担当者名
上記情報をご共有いただけましたら、チリから日本への出荷手配を進めることができます。中国物流エクスプレスでは、チリ発日本向け輸送のご相談を随時承っております。輸送方法や条件に応じたご提案をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
現在の出荷頻度や既存の輸送コスト、予定している出荷時期などもあわせてお知らせいただけると、より具体的なご案内が可能です。
また、ご出荷予定日が決まっている場合は、あらかじめ共有いただけますと手配がよりスムーズです。
以下の条件にて、チリから日本への出荷対応が可能です。
- 運賃+燃油サーチャージ(目安30~40%前後) ※2024年時点の目安であり、WTI指数などの変動要因により上下する場合があります。
- 現地郵便番号を事前に共有いただけると、集荷可否や追加費用の確認がしやすくなります。
- 集荷地域外の場合、1kgあたり50円のピックアップチャージが別途発生する場合があります。
- 出荷前には、段ボールサイズの共有もお願いいたします。実重量と容積重量を比較し、大きい方が適用されます。
関税などの諸税については、貨物納品後に配送会社から荷受人様宛へ請求書が発行されます。お支払いは御社にてお願いいたします。
一方で、運賃や一部付随費用については当社側に請求が入るため、別途、当社と御社との間で精算となります。
関税支払い設定には2~3営業日程度必要となるため、設定完了後の正式手配となります。あらかじめご了承ください。
通常は、その他の追加費用は特段発生しません。ただし、集荷地域外対応、大型サイズ貨物、配送会社規定による特別チャージ、木材梱包などがある場合には、実費請求となることがあります。
費用感に問題がなければ、お取引の流れについてもあわせてご案内いたします。
お取引の流れ(詳細版)

- 現地工場でインボイスとパッキングリストを準備
- 御社から当社へ上記書類をメール送付
- 当社から出荷書類を現地工場または御社へメール送付
- 現地工場側で書類を印刷し、配送会社へ集荷依頼
- 集荷完了後、日本側の指定納品先へ配送
以上が基本的なお取引の流れです。
なお、配送会社判断で「集荷地域外」または「遠隔地配達地域」に該当する場合、最低2,600円または50円/kgの追加料金が発生することがあります。また、大手クーリエから特別項目によるチャージが発生した場合は、実費請求となります。
さらに、重量または容積重量が32kg以上の段ボールについては、1箱あたり600円の追加チャージがかかります。
〈流れ・詳細〉
- 御社側でインボイス・パッキングリストを当社へ送付
- インボイスには、重量・容積重量・商品名(英語)・シッパー情報・単価などを記載
- 当社が送り状・インボイスを作成し、シッパーまたは御社へ送付
- シッパー側で書類を印刷し、貨物の上に設置
- 当日中、または翌日に配送会社へ集荷依頼
- 集荷後、追跡番号を当社よりご案内
- 日本国内の納品先へ配送完了
チリから日本までの輸送期間
配達日数の目安(チリ→日本)
配達日数は、現地出荷日からおおむね5~8日程度が目安です。ただし、通関状況、天候、航空スペース、現地事情などにより前後する場合があります。

中国物流エクスプレスでは、チリから日本への国際輸送について、貨物内容や重量、納期条件に応じたご案内を行っています。航空便・船便いずれも対応可能ですので、詳細はお問い合わせフォームよりご相談ください。
発生する費用項目について
- 輸送料金+燃油サーチャージ(当社から御社へ請求)
- 日本通関時に発生する関税・輸入消費税・通関費用など(配送会社から御社へ請求)
輸送料金を決定する適用重量は、IATA基準に基づき「実重量」と「容積重量」のうち大きい方が採用されます。

輸送時に注意したい危険品・規制対象品について

代表的な規制・危険品の一例は以下のとおりです。圧縮ガス、アルコール類、引火性液体、医薬品、医療器具、火器、弾薬、貴金属、果物、証券類、酸化物、スプレー類、植物、刀剣類、種子、タバコ類、動物、毒物、賭博用品、肉類、宝石類、爆発物、変腐敗物、美術品、粉末類、麻薬、薬品類、酪農品、ライター、藁、ワシントン条約該当品目など。
上記以外にも、配送会社や輸出入規制により取り扱いできない品目、価格制限のある品目が存在します。貨物内容によって判断が分かれることもあるため、事前確認をおすすめします。
以上が、チリから日本へ貨物をできるだけ効率よく、かつコストを抑えて輸送するための基本情報です。チリ発の国際輸送を検討中の方は、輸送条件・貨物内容・希望納期に応じて、最適な方法を選ぶことが重要です。
輸送前の準備と注意点

チリから日本へ荷物を送る際には、準備段階をしっかり整えるほど通関遅延や追加費用を抑えられ、全体の配送日数も安定します。以下のポイントを押さえて、事前の準備を万全に整えましょう。必要書類の揃え方、梱包と表示の基本、税関・通関の要点を順番に解説します。これらを確認したうえで、信頼できる物流パートナーに依頼することで、チリ輸入ビジネスのリスクを低減できます。
必要書類の確認
輸出入において最も重要なのが正確な書類です。日本宛の荷物で一般的に求められるものを押さえておきましょう。
まず基本となる商業インボイス(Commercial Invoice)は、商品名、数量、単価、総額、HSコード、材質・用途、原産国、輸出者・輸入者の情報を正確に記載します。インボイスは英語か日本語で作成するのが安定です。
パッキングリスト(Packing List)は、荷物の内訳を詳細に示します。箱の中身を具体的に記載し、数量・重量・体積を表示します。複数の箱がある場合は各箱ごとに明記すると通関時の混乱を防げます。
原産地証明(Certificate of Origin)や原産地証明書が求められるケースもあります。特に特定の品目や原産地優遇措置を受ける場合に必要です。
輸出許可証・輸出検査証明書、特殊品目(化学品・医薬品・食品・動植物・危険物など)には追加の許認可が必要です。該当する場合は事前に現地の規制を確認しましょう。
通関に関わるデータとして、関税番号(SKUやHSコード)、製造者の連絡先、成分・材料の割合、用途・使用目的の明細も用意します。出荷前に「誰が」「何を」「どこで作っているのか」がすぐ分かる状態にしておくと、審査がスムーズです。
梱包・表示の基本
破損防止と輸送効率を両立させる梱包は、送料コストにも影響します。適切な梱包材を選び、外装・内装の表示を明瞭にしましょう。
・外装箱は頑丈な段ボールを選び、耐重量を意識して組み合わせます。水濡れ対策として防水フィルムやビニールを内外に活用します。
・荷物の中身が動かないよう緩衝材を使用します。割れやすい品には「Fragile(取り扱い注意)」の表示と角部の補強を忘れずに。
・荷物の重量・体積を正確に記載します。過大な見積もりは追加費用の原因になるため、実測に基づく数値を使用します。
・表示事項は読みやすく大きめのフォントで、英語併記が望ましいです。荷受け側や通関担当者がすぐに理解できるよう、商品名・原産国・数量をはっきり記載します。
・危険物・温度管理が必要な品は別梱包・別輸送ルートになる場合があります。取扱いラベル、シール、温度記録機器の導入を検討します。
税関・通関のポイント
税関をスムーズに通過するためには、適正な分類と申告が鍵です。以下のポイントをチェックしてください。
・HSコード(関税番号)を正確に分類します。誤分類は過小評価や過大評価を招き、追加徴税や検疫遅延の原因になります。
・申告価格は実際の取引価格を反映させ、送料・保険料を含めた総額で申告します。不当な低額申告は監査や罰則対象となり得ます。
・禁制品・制限品・特別許可品の取り扱いは厳格です。食品・医薬品・動植物・化学品などは特別な許可証が必要になる場合があります。
・輸入数量・用途・用途変更の計画を明確にしておくと審査がスムーズです。個人使用か事業用か、商業的目的かを明確に伝えましょう。
・通関書類は正確・完全で速やかに提出します。欠落や誤記があると審査が遅延します。荷物の追跡情報や連絡先を最新に保つことも重要です。
・越境ECや大量輸入の場合は、関税・消費税の支払い方法・時期を事前に決定しておくとスケジュールが安定します。
総括として、輸送前の準備は「正確な書類の用意」「適切な梱包と表示」「税関・通関要件の理解と準備」という3つの柱で進めるのが基本です。これらを整えれば、チリから日本への配送は速度・費用・信頼性の面で大幅に向上します。
チリから日本向けに安く送れる会社を紹介

チリから日本へ商品を輸入・発送する際、コストを抑えるポイントは「適切な配送手段の選択」「信頼できる代行サービスの活用」「規模に応じた輸送ルートの最適化」です。航空便は速い反面コストが高くなりがちですが、船便や海上混載、国際クーリエの組み合わせで費用を大幅に削減できるケースもあります。本章では、安く送るための具体的な選択肢と、コスト削減の実例を紹介します。
安く送るための基本的な選択肢と特徴
- 船便(海上輸送): 大量・長期的な仕入れに有利。費用対効果が高く、重量の大きい荷物に適しています。通関手続きは別途サポートが必要ですが、配送日数は航空便より長くなります。
- 航空便: 迅速性を活かす場合に適していますが、費用は高め。小口・急ぎの発送、クーリエサービスとの組み合わせでバランスを取るのが有効です。
- 国際クーリエ(DHL、FedEx、UPS、EMS等): 追跡性・保険・通関サポートが充実。小口発注でも利用しやすい一方、急ぎの案件や高価な商品の場合には保険オプションを活用します。
実際の費用を抑えるコツ
・同梱・分割発送を避け、まとめて輸送する。
・重量・体積の最適化(梱包の再設計、不要物の除外)
・DDP(関税・消費税負担込み)/DDU(関税別)などの条件を比較して負担を明確化
・フォワーダーと直接契約することで中間マージンを削減
・現地の買付代行を併用し、現地購入時の値引き・一括配送を活用
チリ製品の買付代行も対応している会社とは

現地での買付代行を組み合わせると、仕入れ価格の交渉力が高まり、輸出入の一連の手続きを一本化できる利点があります。買付代行を提供する会社は、現地市場の動向把握と品質チェック、梱包・検品、現地での決済サポートをセットで提供します。以下のポイントを基準に選ぶと良いでしょう。
買付代行を提供する会社の選び方のポイント
- 現地ネットワークと信頼性:現地のサプライヤーと直接的な関係を持ち、品質を保証できる体制があるか。
- 品質保証と検品体制:出荷前検品、サンプル取り寄せ、品質不良時の対応が明確か。
- 価格透明性:買付手数料、為替リスクの取り扱い、追加費用の項目と算出根拠が明確か。
- 輸出入の総合サポート:輸出書類の作成、通関サポート、船便・航空便の組み合わせ提案が可能か。
- コミュニケーションと納期管理:現地と日本の両方での進捗共有がスムーズか。
現実的な活用例と注意点
例1: チリの食品・雑貨を日本へ輸出する場合、現地買付代行と現地検品をセットで依頼しておくと、納期遅延リスクを低減できます。例2: 小ロットを頻繁に発注する越境EC事業者は、買付代行を活用して在庫回転を早め、輸出コストの分散が可能です。注意点としては、現地代理店との契約内容を明確化し、為替変動リスクを契約条件に組み込むことです。
チリから日本への輸入だけでなく、日本からチリ輸出も対応したおすすめ輸送会社を紹介

一社で両方の物流をカバーする企業は、貿易書類の一元管理がしやすく、リードタイムの短縮にも寄与します。特に跨ぎECやB2Bの大量発送を想定している場合、総合力の高いパートナーを選ぶと良いでしょう。以下は日本とチリの両方向をサポートする提案ポイントです。
日本からチリへも対応する輸送会社の選定ポイント
- 多様な輸送モードの提供:航空・船・混載の組み合わせが可能か。
- 通関サポートの充実:日本発・チリ着の通関書類の作成サポートがあるか。
- 現地ネットワークの強さ:チリ側の物流拠点・フォワーダーと直接連携できるか。
- 貨物保険・補償範囲:国際輸送のリスクに対する保険体系が整っているか。
- コスト透明性:見積もりが分かりやすく、追加費用の説明が事前にあるか。
おすすめの海外輸送代行会社

海外輸送代行を選ぶときは、コストと品質のバランスを取りながら、信頼できるサポート体制を備えた企業を選ぶことが重要です。特にチリから日本への輸入を検討する場合、現地の買付代行や通関サポート、EC対応など、幅広いサービスをワンストップで提供してくれるパートナーが理想的です。本稿では、コストパフォーマンスが高い企業と、実績とサポート体制が充実した企業の2軸で、おすすめの代行会社を解説します。あなたのビジネス規模や納期、リスク許容度に合わせて最適なパートナーを見つけるための判断材料を提供します。
コストパフォーマンスが高い企業
コストパフォーマンスの高い企業は、送料を抑えつつも安定した配送品質を維持します。彼らは以下の特徴を持つことが多いです。
・複数の輸送経路を組み合わせた最適化:航空便と船便を組み合わせ、荷量や納期に応じてコストを最適化します。小口荷物でも追跡可能なオプションを用意しており、EC事業者の急な出荷にも対応します。
・ボリュームディスカウントと柔軟な見積り:長期契約や定期出荷に対する割引、季節変動に応じた料金の調整が可能です。事前見積りが透明で、追加費用が明確に提示されます。
・現地の代理購入・買付代行の費用対効果:チリ製品の代理購入をセットで提供する場合、現地の買付手数料を抑えつつ、輸送費と通関費用を一括管理します。これにより、別々に手配するより総費用を抑えられるケースが多いです。
・EC物流への適性:越境ECの納期やFBA納品を想定した運用設計があり、リードタイムを短く保つ工夫がされています。これにより、広告費と在庫コストのバランスを取りやすくなります。
選定時のポイント: 同じ重量・体積でも、時期によって送料が変動します。複数社の見積りを取り、総合費用(輸送費+保険+関税サポート費用+代行手数料)を比較しましょう。輸送時間と費用のトレードオフを理解し、納期が厳しい商品かどうかを確認してください。
実績とサポート体制が充実した企業
実績と充実したサポート体制を持つ企業は、信頼性とリスク管理面で強みを発揮します。以下の点を確認すると良いでしょう。
・長期の運用実績と取扱品目の幅:食品、化粧品、機械部品など、業種に応じた実績があるかどうかを確認します。特に日本向けの検品基準や表示要件に対応しているかは重要です。
・通関サポートの安定性:複数の通関ルートを持ち、税関事項の変更にも迅速に適応できる体制があると安心です。関税分類の適切さ、輸入申告の正確さはリスクを削減します。
・デジタル化と追跡機能:オンラインでの出荷状況追跡、見積もりの透明性、請求データの一元管理など、管理業務を効率化するIT基盤が整っています。
・事故対応と保険の充実:紛失・破損時の保険適用範囲、補償の迅速性、代替品の手配など、トラブル時の対応力は大きな安心材料です。
・現地サポートと日本国内サポートの連携:現地での荷受け・保管・仕分け・検品から、日本国内での配送手配・アフターサポートまで、一貫して対応できる体制が整っている企業を選ぶと、運用がスムーズになります。
選定の際のコツは、過去のクライアント事例を確認し、同業種・同規模の事例での成功要因と課題を抽出することです。問い合わせ時には、あなたの商品の性質・納期・想定ロット・ECサイトの運用状況を具体的に伝え、相手の対応力を評価してください。
中国物流エクスプレスでは、チリから日本への国際輸送を、航空便・船便の両方に対応した形でご案内しています。コストを抑えながら、安定した輸送と通関対応を重視したい事業者様に向けて、輸入・輸出の両面からサポートしております。詳細のお問い合わせはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
チリから日本への輸送料金の目安
【輸送料金レート一覧|kg単価表記】
チリ→日本の優遇レート
- 4-10kg:2,650円 / 1kgごと
- 10-19kg:1,990円 / 1kgごと
- 20-49kg:990円 / 1kgごと
- 50-99kg:860円 / 1kgごと
- 100-299kg:720円 / 1kgごと
- 300-499kg:710円 / 1kgごと
- 500-999kg:700円 / 1kgごと
- 1000-2000kg:670円 / 1kgごと
上記は1kgあたりの重量単価です。実際の請求金額は、貨物重量帯ごとの適用レートに基づいて算出されます。
なお、上記の運賃とは別に、配送会社ごとの燃油サーチャージが発生します。燃油サーチャージは月次または週次で変動する場合があります。
また、日本での輸入通関時に発生する関税・輸入消費税・通関関連費用などは、配送会社から荷受人様へ別途請求されます。
チリから日本への輸送サービスの流れ
中国物流エクスプレスは、事業者様向けの国際物流・国際輸送サービスを提供しています。チリをはじめ、中国・香港・韓国・欧米・東南アジア・インド・アフリカなど、幅広い地域から日本向け輸送に対応しています。
FedEx・UPS・DHLなど大手クーリエを活用し、スピードと安定性を両立しながら、できるだけ輸送コストを抑えたご提案を行っています。既存の物流コストの見直しや、海外調達コストの削減にもつながります。


Step1:出荷貨物の準備

まず、出荷元となる現地シッパー側で、貨物の梱包と必要書類の準備を進めていただきます。
Step2:インボイス・パッキングリストをメールで送付

お客様ごとに適用される特別配送レートにあわせて出荷書類を作成するため、以下2点の書類を当社までメール添付でお送りください。
- インボイス
- パッキングリスト
送付先:info@china-logistics-express.com
〈インボイスで不足しやすい情報〉
- 出荷元シッパーの郵便番号
- 出荷元シッパーの担当者名
- 集荷先の電話番号
上記は書類作成時の必須情報です。不足があると手配が進められないため、事前確認をお願いいたします。
〈パッキングリストの必須情報〉
- 総段ボール数
- 各段ボールの三辺サイズ(縦cm・横cm・高さcm)
- 総重量(N.W)
パッキングリストにこれらの情報が不足しているケースがあります。書類作成に必要なため、必ず事前にご確認ください。パッキングリストが未作成の場合は、シッパー様へ上記情報をご確認のうえ共有をお願いいたします。
〈輸送料金を決める「適用重量」について〉

IATA(国際航空運送協会)の基準に基づき、輸送料金は「実重量」と「容積重量」のうち、いずれか大きい方が適用重量として採用されます。
Step3:当社で出荷書類を作成しご案内

当社にて、出荷に必要な書類2点(送り状・インボイス)を作成し、御社ご担当者様またはシッパー様へメール送付します。
- ご提出いただいたインボイス・パッキングリストの不足情報を確認
- 確認内容をもとに、送り状とインボイス(当社指定フォーム)を作成
- 御社またはシッパー様へデータ送付
当社作成の送り状とインボイスを利用して出荷することで、配送料金は当社経由でのご請求となり、特別レートでの出荷が可能になります。運賃はお客様ごとの取引条件に基づき、当社よりご請求いたします。
Step4:現地から貨物を出荷

現地では、以下の流れで出荷を進めていただきます。
- 送り状・インボイスを印刷
- 現地配送会社へ集荷依頼の電話連絡
- 貨物と印刷した書類を集荷担当者へ引き渡し
Step5:納品・受け取り

出荷完了後、追跡番号(トラッキングナンバー)をご案内し、日本側の指定納品先へお届けとなります。
中国物流エクスプレスでは、チリから日本への航空便・船便を活用した輸送手配を行っております。輸入・輸出ともに対応しておりますので、まずはお問い合わせフォームよりご相談ください。
ご依頼時には、下記情報をご共有いただければ、現地で使用する伝票や出荷書類の作成が可能です。
ご入力フォーマット
【集荷先情報(From情報)】
- 会社名(または氏名)
- 担当者名
- 郵便番号
- 住所
- 電話番号
※実際に集荷へ伺う場所の情報です。
【納品先住所(To情報)】
- 会社名(または氏名)※英語表記
- 担当者名 ※英語表記
- 郵便番号
- 住所 ※英語表記
- 電話番号
【梱包情報】
- 段ボール数
- 総重量
- 各段ボールの三辺サイズ(縦・横・高さcm)
【インボイス情報】
- 商品名(英語表記)
- 単価
- 数量
【関税支払い先の登録に必要な情報】
関税・輸入消費税の請求先設定が必要となるため、事務手続きに2~3営業日程度かかります。以下の情報をご共有ください。
- 請求書発行先の住所(郵便番号含む)
- 会社名(正式名称、日本語・英語表記)
- 電話番号(固定回線推奨)
- 担当者名
上記情報をご共有いただけましたら、チリから日本への出荷手配を進めることができます。中国物流エクスプレスでは、チリ発日本向け輸送のご相談を随時承っております。輸送方法や条件に応じたご提案をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
現在の出荷頻度や既存の輸送コスト、予定している出荷時期などもあわせてお知らせいただけると、より具体的なご案内が可能です。
また、ご出荷予定日が決まっている場合は、あらかじめ共有いただけますと手配がよりスムーズです。
以下の条件にて、チリから日本への出荷対応が可能です。
- 運賃+燃油サーチャージ(目安30~40%前後) ※2024年時点の目安であり、WTI指数などの変動要因により上下する場合があります。
- 現地郵便番号を事前に共有いただけると、集荷可否や追加費用の確認がしやすくなります。
- 集荷地域外の場合、1kgあたり50円のピックアップチャージが別途発生する場合があります。
- 出荷前には、段ボールサイズの共有もお願いいたします。実重量と容積重量を比較し、大きい方が適用されます。
関税などの諸税については、貨物納品後に配送会社から荷受人様宛へ請求書が発行されます。お支払いは御社にてお願いいたします。
一方で、運賃や一部付随費用については当社側に請求が入るため、別途、当社と御社との間で精算となります。
関税支払い設定には2~3営業日程度必要となるため、設定完了後の正式手配となります。あらかじめご了承ください。
通常は、その他の追加費用は特段発生しません。ただし、集荷地域外対応、大型サイズ貨物、配送会社規定による特別チャージ、木材梱包などがある場合には、実費請求となることがあります。
費用感に問題がなければ、お取引の流れについてもあわせてご案内いたします。
お取引の流れ(詳細版)

- 現地工場でインボイスとパッキングリストを準備
- 御社から当社へ上記書類をメール送付
- 当社から出荷書類を現地工場または御社へメール送付
- 現地工場側で書類を印刷し、配送会社へ集荷依頼
- 集荷完了後、日本側の指定納品先へ配送
以上が基本的なお取引の流れです。
なお、配送会社判断で「集荷地域外」または「遠隔地配達地域」に該当する場合、最低2,600円または50円/kgの追加料金が発生することがあります。また、大手クーリエから特別項目によるチャージが発生した場合は、実費請求となります。
さらに、重量または容積重量が32kg以上の段ボールについては、1箱あたり600円の追加チャージがかかります。
〈流れ・詳細〉
- 御社側でインボイス・パッキングリストを当社へ送付
- インボイスには、重量・容積重量・商品名(英語)・シッパー情報・単価などを記載
- 当社が送り状・インボイスを作成し、シッパーまたは御社へ送付
- シッパー側で書類を印刷し、貨物の上に設置
- 当日中、または翌日に配送会社へ集荷依頼
- 集荷後、追跡番号を当社よりご案内
- 日本国内の納品先へ配送完了
チリから日本までの輸送期間
配達日数の目安(チリ→日本)
配達日数は、現地出荷日からおおむね5~8日程度が目安です。ただし、通関状況、天候、航空スペース、現地事情などにより前後する場合があります。

中国物流エクスプレスでは、チリから日本への国際輸送について、貨物内容や重量、納期条件に応じたご案内を行っています。航空便・船便いずれも対応可能ですので、詳細はお問い合わせフォームよりご相談ください。
発生する費用項目について
- 輸送料金+燃油サーチャージ(当社から御社へ請求)
- 日本通関時に発生する関税・輸入消費税・通関費用など(配送会社から御社へ請求)
輸送料金を決定する適用重量は、IATA基準に基づき「実重量」と「容積重量」のうち大きい方が採用されます。

輸送時に注意したい危険品・規制対象品について

代表的な規制・危険品の一例は以下のとおりです。圧縮ガス、アルコール類、引火性液体、医薬品、医療器具、火器、弾薬、貴金属、果物、証券類、酸化物、スプレー類、植物、刀剣類、種子、タバコ類、動物、毒物、賭博用品、肉類、宝石類、爆発物、変腐敗物、美術品、粉末類、麻薬、薬品類、酪農品、ライター、藁、ワシントン条約該当品目など。
上記以外にも、配送会社や輸出入規制により取り扱いできない品目、価格制限のある品目が存在します。貨物内容によって判断が分かれることもあるため、事前確認をおすすめします。
以上が、チリから日本へ貨物をできるだけ効率よく、かつコストを抑えて輸送するための基本情報です。チリ発の国際輸送を検討中の方は、輸送条件・貨物内容・希望納期に応じて、最適な方法を選ぶことが重要です。
輸送中の注意点とトラブル対策

チリから日本へ荷物を運ぶ際、輸送中のトラブルを未然に防ぐことが最も大切です。ここでは通関遅延と荷物の損傷・紛失を中心に、現場で役立つ具体的な対策を解説します。航空便・船便・国際クーリエそれぞれの特徴を踏まえ、事前準備・運用フロー・万が一の時の対応手順を分かりやすくまとめます。
通関遅延への対応
通関遅延は、国際輸送で最も起きやすいトラブルのひとつです。遅延を避けるには、事前の書類整備と正確な申告、税関要件の把握が鍵になります。
ポイント1:正確な申告と事前審査の活用
・商用品目・数量・品目コード( HSコード)を正確に申告すること。曖昧な記載や金額の過大・過小は審査を長引かせます。可能な限り先に税関との事前審査を受け、特例品目(低リスク品・サンプル品・プロモーション品など)を適用します。
ポイント2:必要書類の揃え方
・インボイス、パッキングリスト、シッピングファイル、原産地証明、輸入許可証など、荷物の性質に応じた書類を揃え、配送前にクーリエや通関代理店と確認します。特定の商品の場合、追加証明(原産地証明、衛生証明、適合証明など)が求められることがあります。
ポイント3:貨物追跡と連携
・出荷後も追跡番号を共有して、通関局の審査状況をリアルタイムで把握します。遅延が予想される場合、クーリエの通関サポート窓口に早期連絡を入れ、必要な追加情報を速やかに提供します。
ポイント4:輸入ルールの理解
・日本側の輸入規制や検疫対応を事前に把握。特に食品・医薬品・化粧品・電子機器などは検査項目が厳格化することがあるため、該当する場合は事前審査と適合証明の準備を徹底します。
ポイント5:代替スケジュールの確保
・通関遅延が発生した際のリスクヘッジとして、代替配送ルート(別の空港・港・クーリエ)や予備日を設定します。ECビジネスで納期が重要な場合は、出荷数を分散させ、最重要顧客には急ぎ便を別枠で確保するのも有効です。
実務のコツ:通関遅延時の連絡体制
・遅延が判明した時点ですぐに担当営業・通関担当者・顧客へ共有。顧客には遅延理由と新たな到着目安を丁寧に伝え、配送スケジュールの更新と代替案を提示します。クーリエ側のサポート窓口を活用することで、追加情報の取得・審査の促進を図ると効果的です。
損傷・紛失時の保証と対応
輸送中の荷物の損傷や紛失は、信頼性の高いサプライチェーンを維持するうえで避けられないリスクです。JIS/ISO準拠の梱包と、保険の適用範囲を事前に明確にしておくことが重要です。
ポイント1:梱包と検品の徹底
・出荷前の梱包状態を写真・動画で記録。外装のダメージがある場合は受け取り前に撮影し、荷受時の検品リストに反映します。
ポイント2:保険の適用範囲と申請手続き
・輸送保険(貨物保険)に加入し、保険金の対象となる事故条件を事前に確認します。紛失・破損・遅延の3点が一般的な補償対象です。事故が起きた際は、受領時のサイン前に荷物の状態を確認し、写真を取り、保険会社へ速やかに連絡します。
ポイント3:クーリエ・保険会社への連携
・荷物の追跡情報と写真を共有し、保険請求に必要な書類(インボイス、パッキングリスト、写真、検査報告書など)を整理します。問い合わせ時には事実ベースで、損傷箇所・範囲・荷姿の変化を詳述します。
ポイント4:再発送・補償の実務
・破損が重大な場合は再発送の手配、補修部品の手配、あるいは代替商品への切替など、顧客影響を最小限に抑える選択肢を提案します。紛失の場合は再発送や費用の補償、クーリエの公示ルールに基づく対応を進めます。
ポイント5:予防策の強化
・荷姿の強化(耐衝撃材の追加、梱包材の適正重量配分)や、保険適用範囲の見直し、不具合の出やすい荷物の追加検品サイクルの導入により、再発防止を図ります。
実務のコツ:事故後の透明性
・顧客には状況報告を定期的に行い、補償進捗や再発送のスケジュールを明確に伝えます。トラブル対応のプロセスを標準化しておくと、今後の案件でも迅速に対応できます。
日本到着後の流れと受取り

日本に到着した荷物は、税関検査を経て国内の配送網へと引き渡されます。受取手続きはスムーズに進めることが重要です。ここでは到着後の検品、受領手続き、通関後の配送手配と受け取りスケジュールを段階的に解説します。初心者の方にも分かりやすいよう、実務で起こりがちなポイントを押さえています。
到着後の検品と受領手続き
日本到着後は、まず貨物が国内の港・空港に到着したことを知らせる通知を受け取ります。通知には追跡番号や保管期限、保険の有無、次の配送手配先が記載されていることが多いです。荷物を受け取る前に以下を確認しましょう。
1) 梱包状態の確認: 外装の破損やしっかりとした封印が残っているかをチェック。破損があればその場で写真を撮り、引渡時に記録します。
2) 内容物の照合: 発注時の明細と現物の品番・数量・状態が一致するかを確認。数量に不一致がある場合はすぐに配送業者へ連絡します。
3) 税関書類の整合性: 請求書・梱包リスト・輸入申告書など、必要書類が揃っているかを確認。不足があればすぐに輸入代行会社や通関業者へ相談します。
4) 保険適用の有無: 損傷や紛失の備えとして輸送保険が適用されているか確認。問題があれば保険請求の準備を開始します。
受領時は、荷受人の身分確認(法人の場合は代表者名・受領者名、場合によっては会社の印鑑)と受領サインが必要です。梱包の破損や数量の相違があれば、写真とともに「荷物引渡しサインの際に注意点」をメモしておくと後のトラブル防止になります。
通関後の配送手配と受け取りスケジュール
通関を問題なく通過した荷物は、日本国内の配送網に移され、最終的な受け取りへと繋がります。以下のポイントを押さえて計画を立てましょう。
1) 最終配送ルートの確定: 企業向けECやB2Bの場合、倉庫受け取り or 直接現地配送先への納品など、到着後の配送先を事前に決定します。個人利用であれば自宅配送・コンビニ受取などの選択肢を検討します。
2) 配達日程の調整: 通関後の配送には、曜日・時間帯の制約がある場合があります。倉庫・配送業者のスケジュールと顧客の受取り可能時間を合わせて調整します。
3) 通関後の書類管理: 輸入申告済みの書類は保管期間が設定されている場合があります。紛失を防ぐため、受領書・インボイス・梱包リストはデジタル化して保管しておくと便利です。
4) 受け取り時の現金・支払い手続き: 代金引換や関税・消費税の追加支払いが必要になるケースがあります。事前に支払い方法と金額を確認しておきましょう。
5) トラブル時の連絡窓口: 配送遅延、再配達、保険請求などの問い合わせ窓口を事前に把握しておくと、急な変更にも迅速に対応できます。
6) ERP・在庫連携: 事業者の在庫管理システムと配送情報を連携させて、受領後の入庫・検品・棚卸をスムーズに行えるようにしておくと、越境ECやB2Bの運用効率が高まります。
中国物流エクスプレスでは、航空便・船便・越境EC物流・商業貨物輸送まで幅広く対応し、お客様の条件に合わせた最適な輸送プランをご提案しています。海外から日本への発送をご検討中でしたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。


























